同人制作 その4

ども。はいとく先生です。

前回、モノクロで熱量のある同人を制作したところをご紹介しました。
最近ですね、その作品のデータを見る機会がありました。懐かしいなぁなんて思いながらね、中身確認してみたんですよ。
ビビった。

レイヤー数がね、5枚しかない。

いや、ありえないでしょ?
5て。
21世紀やで?
5て。

本当に当時の描きたい熱量がすごかったんだなぁと実感。今ならまずあり得ない、5。
いろんな漫画家さんや、イラストレーターさんのお話を聞くと「レイヤー数はいろいろ重ねて100です」とか聞きます。
まぁ、漫画ですからそこまでの枚数いかなくとも、もっとレイヤーは必要ですよね。
今の自分だったら20枚ぐらいかなぁ。現在はトーンを使っているので、それぐらい準備されてます。

そこを5!

さぁ、中身が気になりますよね?!
それでは5枚の中身を見ていこーーう!!!

1.ぎおん
2.セリフ
3.線
4.影
5.下書き

…。

…はぁ…。

なんやねん「ぎおん」て。ちゃんと「擬音」て漢字で書けぇ。(本当にレイヤー名が「ぎおん」になってた)

脱力しますね。力が抜けます。
ちゃんとやらんかいっっ!!!!!

実際この順番で並んでました。
下書きで下書きする。でも下書きといっても青い線でなんかキャラクターの動きとか雑に描きなぶっただけ。これ2分ぐらいで描いたやろ、っていうようなやつ。

線!笑
「線画」って書けやぁぁあ!!笑
線!で、下書きを黒でペン入れ。でも下書きが機能してないからほとんど一発書き。とにかく荒い。

影で影を入れている。
しかも黒色を透明度をいじって薄く透かして、それを塗っている。荒技。
影の濃さや、他の色は無い。
これ一色。
昭和の漫画か。

セリフで、セリフをいれている。
マンガ制作ソフトの機能を利用して、フキダシツールを使い作成。がんばっている。

ぎおん。
「擬音」ね。擬音をいれている。
黒に白のふちどり。一色のみ。
セリフ以外の手書き文字がここに集約されている。

すげえ。漫画って意外と簡単な構造なんだな。
だから漫画って意外と誰でも描けるんですよ。
もちろん上手い、下手はあるんだろうけど、それを無視すれば描ける。
描けるんだよ!

みんな描き始めないだけで!

もしマンガが描きたい人がいたら、描いてみましょう!
やってみましょう!
just do it!ナイキや!古いや!

さぁ、描こう!

ここから先は

1,652字 / 3画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?