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セクシャルマイノリティーについて。その2

こんにちは。ドメストです。
今日は前回の続きをお話しします。

セクシャルマイノリティーについて。その1


見た目や声の男性化

中学生に伸ばしていた髪の毛を自分でバッサリと切り、金髪にしました。

髪型はCASCADEというバンドのボーカルTAMAの様な感じ。

声がもともと高かったので、夜な夜な枕に顔を押し付けてわざとしゃがれ声でシャウトをし、どんどん低くしていきました。
成長期というのもあり、容易だった気がします。

電話では友人知人から「男かと思った」と言われるくらい地声は変わりました。
今は母親なので、もともと高い声だったお陰もあり優しい声も出しますが、低く出そうと思ったら電話越しでなくても男性の声だと思われるでしょうね…。

余談ですが女友達の彼氏にふざけて男の声で電話をかけて女友達から怒られたこともありました…w

17歳の頃、バンドをやり始めたのですが男としてやっていました。
もちろんトイレは男子トイレ。

対バンの人たちも
「本当に男の子?」
と疑っていて半ば逆ギレの様に
「男ですよ!」と言っていました。
実は女でした…。
あの時の対バンの方ごめんなさい。そして少なからず居てくれたファンの方もごめんなさい…。

ファンの方とも電話で話してもなんらバレずに
むしろ〇〇くん(インディーズのバンドマン)の声に似てますね とか言われるほど。

その頃私は既に身長が168センチになっており、10センチの厚底ブーツを履いていたので見た目的にはクリア出来てたと自分では思っています…(多分)

という感じで、声と見た目は男子に近づいた気がしてかなり満足していました。

そして、その後正式にお付き合いをした彼女ができます。

ちゃんとした彼女

もともと、可愛い女子は基本好きでした。
当時、JUNIEという雑誌を愛読していたので、モデルの あんじ や 木村綾子、OLIVIAなど美しい女子は見てるだけで幸せになれました。

そしてその日は来ます。
初めて心から 好きだ! と思える女性が現れました。

自分のファンの方の友人の2歳年上のロリータファッションの女の子。
一目ぼれでした。
嘘か真かその子も私の事をかっこいいと言ってくれて、私の心はその子にどんどん支配されます。
メールをする手もプルプルになり、返事が来れば幸福感に満たされそれはまさに「恋」でした。

初めて女の子を好きになった…。

そして告白してお付き合いをすることに。
この時、自分が女である事を恐る恐るカミングアウトしても彼女は受け入れてくれたんです。
すごく嬉しかったです。

お互いバイトや学校で忙しく少ししか会えなくてたまに会ってキスだけすることが続きます。

エッチも出来たらもっと満足させてあげれるのにと悔やんだこともありました。

しかしこの関係も長くは続きませんでした。

後日、他の男のバンドマンに寝取られ敢え無く破局…。

この時、自分が女でいる事がどれだけ悔しくて苦しい事なんだと感じ始めます。

続く

#セクシャルマイノリティー #性の悩み #声変わり #バイセクシャル


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