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#35 "はじめ"という名前

私の名前をつけたのは父親だった。

その理由は、
天才バカボンの次男 ”ハジメちゃん”のように
天才な子になって欲しいという思いがこめられていたからだと母親から聞いた。

小さい頃、はじめという名前がどうにも気に入らなかった。

同じ保育園の友達にいた
「ゆうと」「たくみ」「だいき」「ひろき」
のような名前が羨ましかった。

男らしい、かっこいいイメージがあったからだ。

一方、はじめという名前に男らしさやかっこよさなんて感じられなかったし

三兄弟の末っ子で家族で最後に生まれてきたのに
なんではじめとつけたのだろうとさえ思った。
(おわりという名前ならいいのか!と言われそうだが、
 そういうことではない。)

そして私の名前は漢字で ”創” とかくのだが
創造力も想像力もたりない大人になっちまったな〜

私の心の中のケイスケホンダが語りかけてくる。

「なんでそんな大人になってしまったのか、自分の胸に聞いてみてください。」

うるせぇ!しゃらくせぇ!!

しかも、ドラマや漫画の登場人物として出てくる”はじめ”は
イケメンが多い。

「金田一少年の事件簿」の金田一一はもちろんのこと
私の記憶に新しいのは 「過保護のカホコ」の竹内涼真さん演じる
麦野初だ。

それから、ユーチューバーのはじめしゃちょー(江田元さん)もイケメンだ。

はじめには天才かイケメンしかいない。
なんということでしょう。


でも大人になってから
ひらがな3文字で漢字1文字の名前って結構かっこいいのではないか?
と思い始めた。

はじめ という名前で結構何通りもの漢字がある。

一、初、元、肇、それから創

日本人の名前の魅力的なところは
同じ名前でも漢字によって込められた意味合いが違うことだと思う。

職場が変わり、関わる人や環境が変わったことで自分の人生観も変わったことは以前の記事で書いたが
やはりせっかく生まれてきたからには価値のある人間になりたいという気持ちが強くなっていき、どうやって価値のある人間になるかを仕事をしながらいつも考えている。

なぜなら私は承認欲求と自己顕示欲の塊だからだ!(言った!ついに言いやがった!)

生きているうちに頭を使って
生きているうちに生まれ変われるように

自分の個性や価値をこれから創っていきたい次第です。