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#32 25

先日、25歳の誕生日を迎えた。

世間的にはもう25歳
でもまだ25歳


まだまだ若くありたいという気持ちもあるし
歳をとりたくないといいながら歳をとるのは嫌だという気持ちもあり、複雑な心境だ。

まあでも、その複雑なところこそが魅力なのかなと思う。


誕生日の一週間前、久しぶりに平日休みをもらった。

ずっと行けなかった歯医者にようやく行けた。

5月に虫歯の治療が終わって、受付の人から

「次回は3ヶ月後の定期検診ですね。
お待ちしております。」

と言われてから、気づけば半年経っていた。


時の流れは恐ろしい。
そしてそれは虫歯の進行も同じだった。


「は〜いお口開けてくださいね〜」
「………………」
「あ〜めっっちゃ虫歯増えてますね〜」

「え、ほんとえふか?」

「はい。手鏡渡すので見てくださーい。
この辺とか結構汚れがたまってるんですよ〜。」

「うわぁ〜ほんほえふね。
お、オエッッッ」

「あ、大丈夫ですか?」

「すみません。えづきやすくて。」


「あ!あのえづきやすい方ですか!?
めっちゃ久しぶりですね!」


「あ、、はいその方です……」

とても恥ずかしい思いをした。
虫歯が増えていたことも
歯が汚れていたことも
相変わらずえづく癖が治らないことも


だがもっと恥ずかしかったのは
鼻毛が出ていたことである。


家の鏡で見る鼻毛は全然気にする必要はない。

「あ、鼻毛でてるわ。」
くらいにしか思わないし
息を吸って引っ込めるかハサミで切ればいいだけの事。

しかし想像してみてほしい。

歯医者で仰向けの状態で
バカでかい照明にライトアップされ
女性の歯医者さんから渡された手鏡越しにみる自分の鼻毛が1本チョロっと出ていた時のことを。


そういう時に限って息を吸っても吸っても鼻毛は全然引っ込んでくれない。

もうこれは本当に逃げ場がない。
言い訳もできない。
歯医者さんも絶対気づいてる。

「こいつ、歯汚い上に
鼻毛でてるやないけ。」と

歯の汚れや虫歯を説明してもらってる間もずっと
「フン、フン、フンーー」と息を吸い続けるも
ハリガネムシのようにはみ出た鼻毛はビクともしなかった。


歯のケアを疎かにすると
鼻毛にも裏切られるのかと
息をフンフンと吸いながら思った。

この反省を活かして、ドラッグストアに駆け込み
歯間ブラシ、糸ようじなどを買って
歯ブラシを3箇所に設置してすぐ手に取れるようにして
毎日20~30分歯磨きすることを決意した。

Amazonで炭入りの歯の汚れ落としも買った。
デンタルリンスも買った。

でも虫歯が3~4本ある。


"毎日30分歯磨きしてるのに
虫歯めっちゃある奴"

なんかジャルジャルのコントでありそうなタイトルですね。えへへへ




顔や容姿をどうこう言われるのは
自分じゃコントロール出来ないことなのである程度割り切れるが

口が臭いという理由で人間関係で損するのはさすがに良くないなと今更思った。(おせえよ)

ましてや私のような自意識が強いやつほど自己管理に気をつけなきないけねえだろと自分に対して思った。


そんな自分がとうとうアラサーの世界に片足を突っ込んだ。


そろそろ自分に自信をもたなきゃね。

今年も色んな人からお祝いをしてもらって
ご飯もご馳走になって
プレゼントまでしてくれて

それに対する恩返しは
プレゼントを送ることも
ご飯をご馳走することも
もちろんそうなんだけど

今まで以上に素敵な人にならなければという責任感や覚悟を見せることじゃないかと思う。


そんなことを言ってるやつが
虫歯が増えてます
鼻毛が出ちゃってます

そんなんじゃだめだよね。

反省します。
いい服着たりいい髪型にするよりも大事な自分磨きちゃんとやります。

その自己管理が自信や人間性へ繋がると信じてやります。




これからの目標は今までと対して変わらない。



人を喜ばせる。

自分を大切にしてくれる人を大切にする。

自分の人生に責任を持つ。

自分のことも  他人のことも
否定せずおもしろがる。

鼻毛カッターを買う。

虫歯ができたことない人をイチロー以上に尊敬する。


さぁ、20代の折り返しだっっっっっっっ!!



~余談~

先日CreepyNutsのライブに行った。

かっこよすぎた


私のための歌じゃないかと思ってしまうほど
心に刺さる曲です。

UVERworld
SUPERBEAVER
そしてCreepyNutsのライブは毎年行きたい🙌