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凡事徹底

年始の休みに鍵山秀三郎さんの凡事徹底を読んだ。
正月休みだったが、無性に事務所を掃除したくなり結局1月1日、1月2日はずっと事務所で掃除をしていた。
それこそバカみたいに、床を雑巾掛けし、トイレを磨き、普段なら手が回らない場所も時間を忘れて掃除をした。
床を掃除していると、本棚も整理したくなり、ジャンル別、大きさを揃える。そうすると、「これ読もうと思っていて読んでない」とか「もう一度この本読みたい」といったインスピレーションが湧いてくる。
その流れは今も続いていて、ほぼ毎日掃除をしている。
今日はここ、昨日より綺麗に、明日はここをやろうといった感じで掃除をしている。
綺麗でおしゃれではない事務所だけに、せめて綺麗にして社員が働きやすい環境を作りたい。そんな気持ちでやっていたが、床を磨いていたり、掃除をしていると「あー、あれをやらなきゃ」とか「これをやろう」といったことが頭に浮かんでくる。従業員のためと思ってやり始めたが、結局は自分のためになっている。
今では掃除が好きになっている。
凡事徹底は、掃除のことではない。でも掃除をすることによって、色々な凡事に気がついてくる。たとえば、自社のPRで出来ていな事や、業務でやらなくてもやっても良いことってあると思うが、どっちでもいいならやってしまう。これは、汚れている床をどんどんキレイにする、トイレをキレイにする感覚と似ていることに気がついた。凡事徹底することで一見変わらないけれども、この3ヶ月で全く違う自分になっている気がする。
鍵山秀三郎さんの凡事徹底、素晴らしい本である。

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