見出し画像

4月21日 奈良県吉野・天河大辨財天社~八重桜

みなさまこんにちは。
今日は、夫も私も仕事が休みでした。

夫はここのところ、阿弥陀如来立像りゅうぞうの彫刻に取り組んでいます。
先日の休みも、ひたすら彫刻を続けておりました。

しかしながら…
今日は天気も良いので、朝早くから出かけることにしました。

行先は、奈良県天川村にある、天河大辨財天社てんかわだいべんざいてんしゃ、そして洞川どろがわの龍泉寺です。

毎年、我が家では天河大辨財天社のお札をいただき、神棚にお祀りしております。
そろそろ、お札をいただきに行く頃でした。

また龍泉寺は、近畿三十六不動尊霊場の札所ふだしょになっています。
天河大辨財天社からは近いので、こちらもお参りすることになりました。
(まぁ基本的に、天河大辨財天社と龍泉寺は、同じ日にお参りするんですけどね)

天川村は、奈良県の山深いところにあります。
我が家からは、京奈和けいなわ自動車道、国道309号線を経て、2時間弱の道のりです。
朝8時前に出発しました。

9時半ごろ、天河大辨財天社に到着。
慌てて撮ったので、ちょいと歪んでしまっています(^^;)

天河大辨財天社てんかわだいべんざいてんしゃ、境内。
人の姿はまばらで、とても清々しい。

天河大辨財天社、拝殿へ向かう階段。
こちらの御祭神は…

●市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)   

※市杵島姫命は辨財天様としても信仰されております。

●熊野坐大神

●吉野坐大神

●南朝四代天皇の御霊

●神代天之御中主神より百柱の神

となっています。
ご神徳は、

●水の大神
●弁舌・才智の大神
●音楽・芸術・芸能の大神
●財宝の大神

です。
特に芸術・芸能の神様として有名で、芸能人が参拝することもあるそうです。

辨財天は、川の流れの妙なる様を神格化したとされる、古代インドのサラスヴァティー神であり、その本来の神徳は水の神、そして、水せせらぎの如く素直で妙なる弁舌や音楽の神であり、日本の古代より行われてきた水神の信仰とも結びついています。  
後に転じて「財を弁ずる」商売の神としても信仰されるようになりました。

天河大辨財天社公式HPより

天河大辨財天社の「鈴」は、ちょっと変わっています。
三角形になった鈴が、2つ重なっています。

鈴緒を回すようにして、鳴らすのですが…
ちょっとしたコツが必要です。

五十鈴いすずの画像は、こちらからご覧いただくことができます。

さて、五社殿にもお参りしました。
御祭神は、

石段手前より

  • 龍神大神

  • 大将軍大神

  • 大日靈貴神  

  • 天神大神   

  • 大地主大神

となっています。
そうそうたる顔ぶれです。

境内では、シャクナゲの花が咲いていました。

ピンク色の花が、可憐ですね。

こちらは狛犬さん。
なかなか立派な表情です。

風情のあるベンチ。

新緑がきれいでした。

境内。
朱塗りの橋が、鮮やかです。

こちら、結界の中では、柴燈護摩さいとうごまが行われます。
7月17日例大祭には、盛大な柴燈大護摩が執り行われます。

偶然にも、7月17日例大祭の日にお参りしたことがありました。
それはそれは、盛大な神事でした。

さて。
いつもなら、天河大辨財天社にお参りした後、すぐに龍泉寺に向かうのですが…
今を盛りに咲いていた、八重桜に足を止められました。

これまで知らなかったのですが、天河大辨財天社の裏手に「南朝黒木御所跡」という史跡があるそうで。
南北朝にゆかりがある史跡なんだとか。

書くと長くなるので、興味のある方はこちらからご覧ください。


八重桜が満開でした。

石段を上ると、ちょっとした広場になっていました。

品種まではわかりませんが、あでやかな八重桜でした。

「そこ、立って」

と夫に言うと、この頃はポーズを取るような立ち方をしてくれるようになりました(笑)

天川の桜は、今年はもう無理だと思っていたのですが…
見ることができて、良かったです。

足元を見ると、タンポポの綿毛ができておりました。

こちらは、石段のわきに咲いていたスノーフレーク。

春を告げる花です(*^^*)

さて続きます。
次は洞川どろがわ龍泉寺です。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

桜前線レポート

いただいたサポートは、リポビタンDを買うために使わせていただきます!