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素晴らしきハロプロ楽曲の世界 その②

こんにちは。はじしらず ゆうすけです。

ハロプロの素晴らしき楽曲世界を作曲者からご紹介するシリーズ、第二弾です。
早速行ってみましょう。
(前回は以下リンクから)

星部ショウ

つんく♂が2014年に総合プロデューサーを退き、ハロプロはつんく♂以外のクリエーターの作品がメインとなりました。2015年前後から彗星の如く現れ、楽曲提供を始められた星部ショウ氏は今やハロプロ楽曲の主軸となっています。特徴としては、~風の楽曲を作らせたらこの人の右に出るものはいないのではないかという位に圧倒的に幅広い音楽の知見とセンスでしょう。YouTubeの楽曲開設チャンネルも非常に面白く、今のハロプロを代表するクリエーターの一人です。

①辛夷の花(2016) / こぶしファクトリー

アイドルの楽曲で心の奥底を激しく揺さぶられたことはありますか?この辛夷の花という曲は本当に胸の深いところを激しく揺さぶってくる別格の曲です。毎年こぶしの花の季節になるとこぶしファクトリーを思い出してしまう。自分にとってもいつまでも大切な曲。メンバーの力強い歌が輝く魂の歌です。作詞作曲編曲の全てを星部ショウ氏は担当されています。

②赤いイヤホン(2019) / アンジュルム

超強力なデジタルビート、そしてバキバキにクールで厳しい曲調。意外とハロプロに無い感じで、最強戦士(あるいは宇宙海賊)であるアンジュルム以外には務まらないと思われるこの楽曲。いつライブで見てもブチ上がります。アイドル楽曲の表現の限界に挑戦している感じすら。作詞と作曲両方を担当されています。兎に角カッコいいので聞いて欲しい。

③眼鏡の男の子(2019) / BEYOOOOONDS

星部ショウ氏ってこぶしファクトリーとBEYOOOOONDSでは特に良い仕事をしている印象で、BEYOOOOOONDSのデビュー曲となった眼鏡の男の子はまるでジェットコースターの様な曲展開が爽快すぎる逸品。デジタルビートが気持ち良い。ストーリー仕立てなのも滅茶苦茶楽しいです。作詞・作曲を星部ショウ氏が担当。

④元年バンジージャンプ(2019) / BEYOOOOONDS

Michael Jacksonオマージュ全開の軽快なナンバーで、ライブの大定番。星部ショウ氏の楽曲の魅力の一つがこのある種のすかんちイズムとも言える往年の名曲へのオマージュだと思う。ここが音楽ファンの心をくすぐります。サビ前の伸びやかなメロディの美しさがあまりに輝いてます。

⑤Borderline(2020) / Juice=Juice

90年代の頭位のイケイケなダンスミュージックを彷彿とさせる楽曲でこれもライブでブチ上がる一曲。サビでのリズムへの詞の乗り方がかなり気持ちいい。職人集団Juice=Juiceにまさにピッタリな一曲。作詞作曲を星部ショウ氏が担当。個人的にこの曲はコロナ禍1年目の癒しだった。星部ショウ氏に多大なる感謝。

中島卓偉

元アップフロント所属のロックンローラー。卓偉兄貴の楽曲はバッキバキのファンキーなナンバーと時に優しいメロディが特徴的です。コーラスワークが巧みで、毎回卓偉楽曲の楽しさと言えば、本人による多重コーラス。かつてのつんく♂を思い起こさせます。職業音楽家ではない分、楽曲のアイデアの独創性が強力且つ華やかで、ハロヲタからの絶大な信頼を集めています。

①大器晩成(2015) / アンジュルム

スマイレージからアンジュルムへ。そのスタートをファンキーでドライビングなこの楽曲が飾ったことはもはや伝説でしょう。ライブでのド定番。いつでもブチ上がるキラーチューン。大器晩成なんて御免だぜっていう詞世界はロックそのもの。卓偉兄貴は作詞作曲を担当。

②上手く言えない(2016) / アンジュルム

バッキバキの16ビートが強力な「上手く言えない」。Princeをも彷彿とさせる超カッコいいダンスナンバー。中盤の大サビでメンバーが歌をつないでいくところが極めてロック。個人的にアンジュルムで一番好きな曲(最近全然ライブでやってくれないのが悲しい)。卓偉兄貴は作詞・作曲を担当。

③就活センセーション(2017) / つばきファクトリー

就活がテーマって明らかにトンチキ楽曲と思いきや、ファンキーさが堪らなく癖になる逸品。事務所からテーマは就活と告げられた時卓偉さんも衝撃を受けた様で。。しかし引きずる様なリズムが堪らないです。つばきファクトリーはこの曲で日本レコード大賞最優秀新人賞を取ってたりする。卓偉兄貴は作詞・作曲を担当。

④今夜だけ浮かれたかった(2018) / つばきファクトリー

卓偉楽曲とつばきファクトリーの相性って不思議と最高で、その嚆矢になったのが、この曲だったと思う。スカ調の高速ビートに乗るダンスナンバーでライブではこれ以上ないくらいに盛り上がるつばきファクトリーの名実ともに代表曲。卓偉兄貴は作曲を担当。児玉雨子氏の詞世界と強烈にマッチしている。

⑤アドレナリン・ダメ(2022) / つばきファクトリー

今後間違いなくつばきファクトリーの代表曲としてライブのブチ上がり曲となるであろうアドレナリン・ダメ。こちらも卓偉・雨子の最強タッグによる。本人も会心の出来だったようで、オリコンシングルチャートでつばきファクトリーは初の1位を獲得。メロディの熱量が堪らない。

山崎あおい

シンガーソングライターとして活躍する山崎あおいさんも楽曲の数ではまだそこまで多くは無いのですが、名曲を数多く提供されています。やはり職業作曲家とはまた違って詞世界の豊かさが個人的には好き。楽曲もロック調だったりソウルフルだったりでどれもこれも兎に角カッコいいのが魅力。

①泣けないぜ・・・共感詐欺(2018) / アンジュルム

バッキバキのデジタルビートに乗る同調圧力への嫌悪感を歌った歌詞が破壊力抜群の強力ナンバー。2018年のライブ(上記動画)で披露された際のインパクトは物凄く、伝説的な本公演においても、ハイライトの一つと位置付けられる。最強集団アンジュルムにふさわしいナンバー。作詞作曲を担当されています。

②「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの(2019) / Juice=Juice

長いタイトルが印象的なこの楽曲は全ハロヲタに山崎あおいというクリエイターの名前を一瞬にして轟かせたキラーチューン。ストレートなロックナンバーなのだが、サビで音程がガラッと変わる中々の高度な楽曲で、超絶技能集団Juice=Juiceの歌い継ぎの見事さがあまりに華麗。作詞作曲を担当されています。

③好きって言ってよ(2020) / Juice=Juice

リズムへの詞の乗り方、音ハメっぷりが気持ち良いクールなファンクナンバー。流れる様なリズムが気持ち良いです。Juice=Juiceと山崎あおいの相性の抜群っぷりを前作に続いて印象付けた名曲中の名曲。作詞・作曲を担当されています。

KOUGA

テレビ朝日ミュージック所属の作曲・編曲家のKOUGAさん、ハロプロへの提供曲はそんなに多くは無いんですが、毎回クオリティの高い楽曲を提供してくださいます。哀愁メロディが特徴的であり、ハロプロの特性と非常に相性の良い感性の方と思います。個人的にはこれからも楽曲提供を増やしてほしい。

①好きかもしれない(2019) / こぶしファクトリー

じっとりした女心を歌った「好きかもしれない」。こぶしファクトリーの力強い歌が想いの強さを演出。児玉雨子の詞世界を哀メロが最高に輝かせている名曲です。KOUGAさんは作曲を担当。

②意識高い乙女のジレンマ(2020) / つばきファクトリー

つばきファクトリー9人体制の総決算がこの「意識高い乙女のジレンマ」だったのではないかと思っている。この曲のもつはかなさと静かな熱量は小片リサという人のパフォーマンスと完全に一つのものとして調和し、いつまでもハロヲタ達の心を惑わせ続けるのだ。KOUGA氏は作曲を担当。

以上、2回にわたりハロプロのオススメ楽曲を作曲者別にご紹介しました。
当然ですが、これ以外にも膨大な楽曲,クリエイターがハロプロ楽曲には携わられており、推しのクリエイターが必ず見つかると思います
(編曲者でも個性がはっきり分かれるのもまた魅力です)。

最高で最強なハロプロ楽曲の世界を楽しみましょう!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

はじしらず ゆうすけ

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