【毎日短歌】コナラの一せう
1)
風に落つコナラの房の一せうがのり弁当を飾っているのみ
嘘みたいに落ちてくるコナラの枯れた房。
弁当の中に落ちてくるのは正直勘弁してほしいけど、その一生を思えば。
(人生最後がのり弁当の上か…)
2)
三年間僕を運ぶ自転車がタイヤを曲げて痴話喧嘩中
ベキッ
「えっ、なに」
キュイキュイキュ(私知らない)
「漕ぐたびに変な音なるんだけど」
キュイキュイキュイキュイキュイ、キューイキュイキュ!(普段からあなたが点検しないから!)
「あー、タイヤ曲がっちゃったか」
キュイキュイキュイキュイキヌイ!(へそなんて曲げてないわよ!)
はい。
土曜日の朝に仲直りする予定です。
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