少しだけ戦っていたときのこと

くやしかったわたしの話です。

前のエントリで、フルタイム共働きは我が家に向いてないと書きました。そう感じた理由について、娘の性格を理由にあげましたが、思い返すとその結論へたどり着いたのは様々な要因があってのことでした。

娘が1~2歳のときのことです。わたしは疲弊していました。総務事務、家から車で15~20分、8時半~17時の勤務、契約社員。フルタイムとはいえかなり働きやすい条件で採用され、働いていました。
ただこの職場、いくつかの問題を抱えていました。

とにかく仕事量が多い。
担当者に項目別に分けられたあとは、その進行について把握する人がいない。
あきらかに無駄な作業が多いのに、その改善をする仕組みがない。
思い出すだけで頭が痛くなってきます。

割り振られた仕事のやり方をたずねると「去年のとおりにやって」と言われます。仕事の共有が全くなされていないので、誰もその仕事について答えられないなんてこともありました。なので膨大なファイルを何年分か漁って(しかも紙!)やり方を調べるしかありません。

同じ時間働くのでも「これは徒労ではないだろうか」と思うのは、それだけで著しくパフォーマンスを低下させていたと思います。
無駄な仕事がたくさんあるのに、もっと効率がよくなるはずなのに、改善する方法がたくさんあるだろうというのに、何も出来ないのはなかなかのストレスでした。

この職場で、子どもを預けて働くことにとにかく否定的な同僚にあたってしまいました。
子どもが小さいうちはそばにいるべき。
お金なんてなくったっていいじゃない。

そんなようなことを言ったかと思えば、残業できないんだから休日出勤しなさい、というような人でした。
この人の言い分をきちんと描写しようとすると愚痴になってしまうのでこのくらいにします。文句が多いけれど、真面目で仕事熱心な方ではあったのです。つねにいがみあっていたとか、そういうわけではありません。
その真面目な気質、そしてその人が生きてきた時代と考え方に則してみたとき、子どもを預けているゆえに契約時間内で仕事を終わらせ残業を一切発生させずに仕事するスタイルのわたしが無責任にみえたのだと思います。

そこを辞める前の最後の面談で、(同じ契約内容で働いている)この人の残業時間が月平均70時間を越えているのであなたも残業してくれと言われ、それを断ったら契約満了になったという経緯があります。
各種ツールを使いこなせばすぐ済むような業務に何時間もかかっていたのでそれを改善すればかなり残業は減らせたはずなのですが、その部署の上長、さらにその上の上長までみても、実際の仕事量や内情をまったく把握できず、管理もしていませんでした。
だした結論が、「みんなで残業すれば減るでしょ?」だったので、ほんとに救われない……。

ちょっとだけ自分を褒めます。
わたしは自分の工夫で残業を限りなく少なくしていたのですが、おそらくそれも一切関知していなかったのでしょう。
わたしが辞めたあとに仕事を引き継いだ人は、一緒に毎日4時間ずつ残業しはじめたとききました。そりゃそうです。まともに取り組んだら蟻地獄まっさかさまな仕事量だし、環境です。
返して言えば、あの状況で残業をほぼしなかったわたし、すごく頑張った。えらい。

こんな状態だったので、あとから思えばこのころはいつも結構落ち込んでいました。夫に仕事の(というか、ほぼ同僚の)愚痴ばかり言っている気分になって、自己評価も最低ラインを這っていました。

いちど仕事をあきらめて、家庭維持に専念するべき?
わたしの経歴と年齢では、それは命取りにならない?
なんでもいい、働ければいいのかと言われると、それは違う。
2人目ほしい。でも、仕事どうしよう。
娘のために、どう働けば。
わたしは一体、どう働きたいのか。
理想ばかり追っているのではないかしら。

悩みが尽きず迷って迷っていると、当たり前ですが次の仕事はうまく決まりません。正社員から短時間パートまで、業種もしぼらず広く浅く探していたのですから。どこにもピンとこなくて紆余曲折を経て、結局、ご縁があった有期雇用、週4日フルタイムのお仕事に滑り込みました。

その職場で育休まで取らせてもらえたので、できたら復帰したかったのですが、叶いませんでした。でも、この職場にいる間に「どう働きたいか」がしっかり固められたと思います。

スキルを活かせて長く務められる。
勤務時間に融通がきき、フルタイムを目指せる。
通勤時間が短い=子どもにかかる負担が少ない。

それで探して内定をもらえました。
遠回りしましたが、無事に。
よかった。

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すみっこでワーキングマザー

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