見出し画像

リプレイプロの引き戻し化について

リプレイは引き戻しの機種、リプレイプロはバインドの機種という明確な切り分けがあります。
昔はリプレイはバインド仕様にできるとリワインドさんでも売り出されていたようですが、果たして逆はどうなのでしょうか?ということで測って、試してみました。


測定について

曖昧なところがあるかもしれませんが、私の手持ちの機材で測れそうなので試させて頂きました。
皆さん大好きなノギスです。(大好きかは知らない)
干渉するとすれば、以下だと思うのです。

  • C→C-にすることでのベアリングロック同士の衝突

  • ボルトの長さによるキャップへの干渉

ではさっそく計測していきましょう。

リプレイプロのベアロック

以下のようにベアリングが入る分の溝を考慮せず、ベアリングロック直下の段差を軸として計測しました。
結果リプレイプロの結果は2.1mm。

リプレイのベアロック

同じく写真を。ちょっと写真が斜めってますが、参考のための画像なので実際はもうちょっとまともなはずです。
結果リプレイプロの結果は1.7mm。

若干の違い

結果として、0.4mmほど誤差が見られた。ただ両面合わせたとしても1mmもなく、製品毎の個体差だとしてもCとC-の幅の差は
(C)4.76 - (C-)3.18 = +1.58mm
となるため、ベアリングの誤差も含めたとしても1mm程度は余裕があり、大きく干渉しない想定となります。
頭悪いから自信はない。

実際にC-をはめてみる

せっかくなので2パターンの締め込み具合で試してみた。
1.何も考えず止まるところまでしっかり締めこむ
 →青色を使用
2.ベアリングの幅を見ながら、慎重に締める(止まるところまでは締めない)
 →黄色を使用
で、結果は下の通りです。

1.何も考えずいった

ベアロックの頭が干渉しちゃった。(やっちまってるなぁ)

2.慎重に幅を見ながら締める

ベアロックの頭が若干干渉した(ように見える)

画像の向き一緒じゃなくてごめんね!

検証結果

CとC-のベアリング差と、リプレイプロとリプレイのベアロックの差から、数値上は入れ替えても問題はないと思われる。(自信がない)
ただ、目印まで!とかしっかり止まるまで!とかやると意外とあっさりベアリングロック同士が干渉するみたい。気をつけよう。
(1mmくらいって案外いっちゃうものなんですね。)
個体差はあるかもしれませんが、こういう傷つけたくないよ!って方はご参考にされたし、です。

以上、できないわけじゃないよ、でした。
(自己責任でお願いしますね!)

おまけ情報

ナット側がナイロンナットっぽいので、リプレイプロから初めて引き戻し幅に締めこむときはもしかしたらちょっと固いかもしれません。
様子見ながらやってみましょう。(自己責任で!)しつこい

追記

以前リワインドさんの掲示板に引き戻し化可能かとキャップについて聞かれた回答があると情報を頂きましたので、参考にURL添付いたします。
https://www.yoyorewind.com/jp/forum/viewtopic.php?f=5&t=1998


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?