「おっ!」を集めて、喜びの渦を巻き起こそう。

わたしが最近注目している言葉が、「おっ!」というものだ。

言葉というか、声というか。「おっ!」の起点って、大体が「予想外、あるいは予想以上のポジティブな驚き」なのではないかなあ、と思う。

例えば、パチンコで大当たりしたり馬券が当たったりした人は「おっ!」と思わず声をあげるだろうし、欲しかった服がセールで安売りされていれば「おっ!」と思う人の方が大半じゃないだろうか。一攫千金のチャンスで「うわー……」とがっかりする人はまずいないだろうし、欲しかった服が安くなっているところで「テンション下がるわー」となる人もいないと思う。

この「おっ!」を集めることが、「信用」につながり、それを継続していけば「信頼」につながるのかもしれない。そして、その「おっ!」は、「おっ!」を受けたことで幸せになれる。「おっ!」は良い形で使えばwin-winな関係を築き上げることができ、それをうまく循環させることができれば、いつか大きなものになるんじゃないだろうか。そんなことを、最近考えている。

というのも、わたしは今美容関係の仕事をしているのだけれど、わけあって本来の所属とは違う、所謂「現場」の仕事をしている。とはいえ、現場についての知識が殆どゼロゆえにお手伝いレベルのことしかできていないので、最初は「全く役に立ってないクソ野郎だと思われてたらどうしよう……」と少々ネガティブな部分がチラチラ顔を見せていたのだけれど(これは本来の所属で結構ビシビシに鍛えていただいていて、なかなかそれについていけずに自信を喪失していたというのもあるかもしれないけれど)、このところ、現場での「おっ!」がちょっとずつ増えているなあ、という気がし、それに伴って任せてもらえることが増えているような感覚があったのだ。

それを実感したのが、つい先日のことだ。詳細は割愛するが、わたしが今いる「現場」は「サービスと、ほんのちょっとのモノを与える場所」で、件の日、大量に荷物を抱えたお客様がモノを買ってくださったときに、袋に余裕があったので「よろしければ、お荷物をおまとめしましょうか」と横からしゃしゃり出たところ、お客様と隣にいた店長が同時に「おっ!」という顔をしてくれた。わたし個人としては、販売員の経験があったからこそ「たくさん荷物を抱えている人に荷物をまとめる提案をするのは当然のこと」という認識があったのだが、分析するに、「現場」は「モノ」より「サービス」重視なので、「モノ」を売ってはいるものの、それはあくまで「おまけ」の立ち位置に過ぎず、「モノは渡したら終わり」という認識だったのだと思う。そこに付加価値として「より相手が楽チンになる予想外の提案(サービス)」というものをつけたからこそ、お客様と店長から「おっ!」がいただけたのではないかなあ、と感じている。

しかもこれはわたしにとっても「おっ!」な出来事で、元々持っていた知識をちょいと出しただけなのでコストも手間暇もゼロなのに、お客様の笑顔や店長からのポジティブな評価をいただけたので、結果的に得をした(ような気分になれる)。この経験から、「おっ!」は、魔法というまでではなくとも、「ちょっと人を幸せにするワード」なのだと感じたし、この「おっ!」は地味だけど案外重要なのだなあ、と思うに至った。

こうやって、「現場に立つこと×元々持っていた他分野のスキル」を使うことで、「おっ!」は結構集められるのではないか、ということは、実は結構様々な場所で言及されていて、ビジネス書でも「様々なスキルを掛け合わせることで唯一無二になれる」という文章はよく見られる。それゆえに、現象としては理解はしていたけれど、実際に実感してみると、その効果は絶大で、それからのわたしは「自分の持っているスキルの中で、何と何を掛け合わせたら面白いのかなあ」と考えるのが一種の楽しみになっている。

例えば、わたしは学生の頃から何故か美容関係、特に美容師に間違われることが多かった。割とカジュアルでチャラついたファッションをしていることが大きな要因だと思っているのだけれど、それもある意味武器になるのではないかとここ最近は考えている。というのも、ここ最近、美容関係は「技術+憧れられる何かがあるか」という部分が支持される傾向にあり、その「+」の部分で一番手っ取り早いのが「ファッション」の分野なのだけれど、その「ファッション」で迷走している美容関係者は思ったより多いということを現場に立って実感している。そんなこともあって、わたしは一応元アパレル関係者・現美容関係者なので、「美容関係者」をターゲットに「美容関係っぽく見える服装のアドバイス」をできたら、微力ながら美容業界を盛り上げるお手伝いもできたりするのかなあ、と思っているのだけれど、なかなかどのようにすれば良いのか貧困な頭脳では思いつかず、日々頭を抱えている。良い方法があったら誰か教えてください。行動力だけはあるので、いただいたアドバイスは片っ端からガンガンやります。(突然の募集)

これはあくまでわたしの例であり、この「おっ!」を集める案は人によって違うと思う。しかし、わたしは誰もがその「おっ!」を生み出す何かしらのスキルを有していると思っている。言ってしまえば、それはポジティブなものだけじゃなく、ネガティヴなものだって構わないのだ。近年話題になることが多い「うつ」なども、「うつ」になったからこそわかることがあるし、その「うつ」の経験が誰かを救うこともある。ベストセラーとなった「うつヌケ」なんて、その最たるものだと思う。「『うつ』の経験×幅広い世代がとっつきやすい「漫画」という形で提示×パロディ要素も大きく、よりウケやすい環境を整えた」という掛け算で、多くの人に希望を与えた。かく言うわたしもその1人である。

とまあ、ここまで長ったらしく書いておき、時たま話が逸れつつ、結果として何が言いたいかと言うと、

誰もが「おっ!」を集めることで、しあわせになれるんじゃないかということ。

その「おっ!」を集めるには、自分のスキルをどんどん掛け合わせていくことが大切なのではないかなあ、ということ。

誰もがその「おっ!」を集めるスキルを有しているということ。

そして、その「おっ!」がいろんなところに集まれば、色々もっと楽しくなるんじゃないかなあ、ということ。

ここまで偉そうに語ったが、わたしもまだまだ「おっ!」が足りている人間とはいえないので、まずは自分の「おっ!」を集めることが最優先なのだけれど……。地道に「おっ!」と思ってもらえる存在になれるよう、自分を省みる日々を過ごして、少しでも自分が描いた理想に近づいていきたい。それが現場のわたしの夢である。

ちなみに、「おっ!」に反する言葉は「えー…」だと思っている。この「えー…」を減らすことも、目標のひとつ。まだまだ「えー…」が多い未熟な人間なので、日々精進したい。

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白花

思うこと、感じること、学んだことを綴っていきます。:blog:https://hakka-iroha.hatenablog.com
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