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【第2回配信】八画文化会館OFFICIAL FAN BOOK「矛盾不純」

今年の夏に発売予定の、八画文化会館叢書vol.07『矛盾不純 八画文化会館OFFICIAL FAN BOOK』の先行配信、きょうは第2回目をお届けします。

▲裏表紙デザイン(完成版)

すべて単品(100円~600円)でもご購入いただけます。単品価格に値段のちがいがあるのは、実売数などの数字を公開している回は高めに設定しているためです。

が、マガジンは1000円で発売しています!ので、ぜひよろしくお願いいたします。

全8回の配信予定は下記のとおりです。第2回目の本日は、「第1章 AVメーカー事務所の片隅から 3. 自由の矛盾と金儲けの不純」をお届けします。

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【目次】

第1章 AVメーカー事務所の片隅から
1. 新宿のはずれ、大久保の雑居ビルにて(第1回配信 100円)
2. 気鋭のイラストレーター小磯竜也との出会い
3. 自由の矛盾と金儲けの不純(第2回配信 100円)←今日はココ

第2章 28歳、私「あっち側」へ行ってきます
1. 酒井竜次の4年ごとに負けるストーリー(第3回配信 100円)
2. ジュンク堂新宿店「ふるさとの棚」の無責任編集(第4回配信 100円)
3.『愛知県漂流』に揺さぶられて(第5回配信 100円)
4. 赤信号を渡って『八画文化会館』に向かう(第6回配信 300円)

第3章 私の答えはただひとつ、続けること。
1.「ない」ものを数えて「ある」ものまで失くす毎日(第7回配信 600円)
2. とにかく続けること(第8回配信 100円)

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第1章 AVメーカー事務所の片隅から

3. 自由の矛盾と金儲けの不純

この冊子をどうするべきか。

迷った。

展覧会のパンフレット仕立てにして秘宝館のヌード人形を歌舞伎町の路上に放置してゲリラ秘宝館として撮影しようなど、迷惑条例すれすれの企画も出た。

▲日本に2台しかない〈元祖国際秘宝館〉にあった可動式等身大人形。事務所の打ち合わせスペースの片隅に追いやられているが、コインを入れるとまだ動く。とても重い。

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