はしもとこうた。

理学療法士 / 在宅・地域リハビリテーション領域 / 「生きててよかった。」を届けれる…

はしもとこうた。

理学療法士 / 在宅・地域リハビリテーション領域 / 「生きててよかった。」を届けれる、デイサービス「ココなら」を開設準備中 / 働く環境にアプローチするために組織開発を学んでます|【好きなもの】 きな粉 / カレー

マガジン

  • 「読書という旅」 -橋本の備忘録-

    読書というのは、著者の頭の中への「旅」ではないでしょうか。旅路の中で得ることができた、新たな学びの備忘録です。 それでは、よろしくお願いします。

最近の記事

今日は支援のあり方に関する自論を語ってみよう。

今日は支援のあり方について、自論を書いてみようと思う。考えても行動に移すことはとても難しいが、最近ようやく少しずつできるようになってきた気がする。 僕は仕事がとても好き。就職して初めて利用者さんに「ありがとう」と言われた時は、嬉しくもあり、怖さも感じた。 ありがとうと言われるほどの何かが本当に提供できたのかとても疑問に思った。 そこから、本を読んだり研修会に参加してどうすればより良いサービスを提供できるのかを学んだ。 それを積み重ねていくうちに、利用者のために勉強すること

    • ふと、自分のことが気になり、何も考えずに手を動かして書いた文章です。

      最近はデイサービスの立ち上げやあみだすの運営で奔走して余裕がありませんでした。でも、ちょっとどんなこと考えているんだろう?と振り返ってみようと思います。 今何も考えず文章を書いているわけですが、自分でもどんな言葉が出るか楽しみに文字を書いてます。 僕は小学生の頃はアトピーがあり、足がとても汚かったです(まあ今でもですがw)。その頃からなんで体操服は半ズボンなんだと憤りを感じていました。体育座りをするときはどうすれば汚い足が隠れるかな?と考えながら手の位置を探ったりしてまし

      • 【自分と向き合う時間】 最近は「デイサービスをする必要があるのか?」「何がしたいのか?」そんなことを考えていた。

        最近は、自分にとって何が大切なんだろうか、何をしたいのだろうかと迷走をしていた。 1ヶ月近くモヤモヤしていたが、ようやく霧が晴れそうな気がする。 忘れないうちに、言葉として残しておこう。 はたして「vision」は必要なのか結論から言うと、僕はNOである。 様々の会社のHPを見るとvisionが記載されていることが増えて来ている。 visionは、会社が目指す状態なので、あることが望ましいのかもしれない。 しかし、僕はどうしても目指すべき場所が見えない。 むしろ、定めない方

        • 今日も今日とて、ばばぁがやってきた。

          10/11日(日)、午前11時50分。 突然、家のアパートのインターホンが鳴った。 そう!やつがきたのだ! ばばぁだ!(最近、名前は教えてもらえた) また、3階建ての3階にある、僕たちの家まで階段を登ってきやがった... ドアを開けた途端に、こちらの意見を聞くこともなく、どこから調達してきたかもわからない食材をくれた。 しかし、ばばぁがくれる食べ物はどれも新鮮で美味しいのだ。 きっと良い暮らしをしてやがる(羨ましい)。 一言、二言だけ話して颯爽と帰って行った。

        今日は支援のあり方に関する自論を語ってみよう。

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        • 「読書という旅」 -橋本の備忘録-
          4本

        記事

          入社3ヶ月。非常勤の平社員でも現場は変えれる。-介護記録時間を「50分/日」削減できた話-

          僕は介護業界はまだまだよくなると信じています。 介護サービスで大切なのは、 介護職と利用者の間で成り立つ「ケア」であることに間違いはありません。 「ケア」の温かさはとても大切です。 しかし、介護施設では、「ケア」だけではなく「記録業務」もあります。 思っている以上に、「記録」にとられる時間が多いのです。 温かい「ケア」を行うことに時間を割くためにも、「記録」をいかに効率よくさせていくかはとても大事な視点です。 今回は、その「記録」を改善させたという記事になっています

          入社3ヶ月。非常勤の平社員でも現場は変えれる。-介護記録時間を「50分/日」削減できた話-

          あなたなら、利用者が落としたカバンを拾いますか?

          僕はデイサービスという介護施設に勤務しています。 介護サービスの目的は、「利用者の尊厳を保持しながら、自立を促すこと」です。 今回の記事のテーマ「自立」になるのではないかと思います。 介護分野における、自立とは自分でできることは、できる限り自分で行ってもらうということです。 “ただ”お手伝いするのではなく、どの部分にサポートが必要になるかを考えながらサポートする必要があります。 今回の話題は、タイトルにあるように、「落ちたカバンを拾いますか?」になります。 先日、デイ

          あなたなら、利用者が落としたカバンを拾いますか?

          “居心地のよさ”とは、どこから感じるものなのだろうか。

          僕は居心地が良いという言葉をよく使う。 でも、具体的にどのようなことを居心地が良いというのかは考えたことがなかった。 とても感覚的なことだと思うが、あえて自分の言葉で表現をしてみることにする。 皆さんにとって、居心地が良いとはどのような状況だろうか ・家族と過ごす時間 ・馴染みの喫茶店にいる時 ・友達と遊んでいる時 ・好きな人といる時 いくつもの場面が想像できると思う。 それらの共通点はなんだろうか。 自分が考えた2つの視点を書いてみようと思う。 そこに居ても良い

          “居心地のよさ”とは、どこから感じるものなのだろうか。

          【セラピストーーーク in 広島】ちょっと変わった「理学療法士 7名」の“これまで”と“これから”を聞いてみよう。

          みなさん、こんにちは。 いきなりですが、 大阪・東京・広島で地域も事業も全く異なる分野で活躍する理学療法士の先輩方とオンラインイベント(zoom)を開催することになりました。 なぜか、遠方のみなさんが遊び?観光?勉強?で広島へ来てくれることになりました。 こんな機会は滅多にないということで、 みなさんの「これまでの経験やこれからの展望」を聞いてみよう!という会になります。 皆さんのこれからの仕事やキャリアに少しでもお役に立てると嬉しく思います。 本来であれば、リアルな

          【セラピストーーーク in 広島】ちょっと変わった「理学療法士 7名」の“これまで”と“これから”を聞いてみよう。

          デイサービス(通所介護)は“何を”売っていて、“誰を”幸せにしているのか?

          デイサービスという介護施設はご存知でしょうか? 介護が必要になった方が家から介護施設へ通い、必要な支援を受ける場となります。そのため、そこに通う利用者さんのためのモノだと思っていますよね。僕はこの考え方は「正解であり不正解」というように捉えています。 そもそも、なぜこんなことを記事にしようと思ったのか・・・ このツイートしたことがきっかけです。 確かにデイサービスは、利用者さんのためでもあるのです。私たち(理学療法士)は運動や身体に対する知識が他の方々よりも深い傾向があ

          デイサービス(通所介護)は“何を”売っていて、“誰を”幸せにしているのか?

          あれっ?最近、「ばばぁ」何してんのかな?

          コロナウィルスは我が家の隣に住むばばあを蝕んでいるのではなかろうか。 僕は危険を感じていた。 ばばぁはどこからみてもやっぱり、ばばぁで立派な高齢者だ! ばばぁって何って?方はこちらの過去記事を参照ください。 記事をみてもらえると、わかるのだが、ばばぁは本当に耳が遠い。 ばばぁの家のインターホンを押しても聞こえない。 そう。ばばぁと出会うためには“運”が必要なのだ。 しかし、僕の妻はばばぁに携帯電話の番号を教えている。 最近はそこに電話がかかってくるそうだ。 僕も家に

          あれっ?最近、「ばばぁ」何してんのかな?

          介護現場ではあるある? 僕は「ともちゃん」になりきってみることにするよ。

          こんばんは。 僕は「橋本康太」です。 そんなことは知っている? まあまあ聞いてくれ! 橋本康太の僕が、 介護現場では、「ともちゃん」になることがあるんです。 ん?と思ったあなた!大正解です! 僕も最初はん?え?なに?ってなりました。 とある、認知症があるおばあちゃんから、 いきなり、「ともちゃん」って声をかけられたことがきっかけです。 そこで、「僕は橋本です!違います!」と言ってしまっては、 面白くありません!笑 まず、「ともちゃん」とそのおばあちゃんはどのような

          介護現場ではあるある? 僕は「ともちゃん」になりきってみることにするよ。

          まわりまわるよ。僕の思考。

          Facebookに過去の記事がリマインドされるという機能があるのはご存知だろうか? 自分が過去にどんなことを思っていたのかを確認するのに、とても良い機能で重宝している。過去と比較して、現在のポジションがよくわかる。 先日、4年前に投稿していた記事がリマインドされた。 なんか、意外と良いこと言ってるし、本質的だなとも思うわけです(自分で言うのもあれですが・・・)。 リハビリテーションの主体はあくまで“その人自身”です。その人の考えを尊重しつつ実現させていくアプローチとな

          まわりまわるよ。僕の思考。

          介護職員の「生産性」という言葉に違和感を感じる今日この頃。

          今、介護職員の生産性に関わる調査や実務に少しずつ関わらせてもらってます。 いわゆる、生産性ってサービス産生に要するマンパワー要因。この視点って経営者には大切ですけど、現場にはどうも削ぐわないなと感じていました。 介護ロボットを入れるときも、この生産性の視点しかないのが現状です。きっと国も介護人材不足に対しては、この観点しかないでしょう。 しかし、本当にそれで良いのかな?と思います。 仮に、生産性を限りなく向上させて、効率化が図れたとします。これで、誰が幸せになって

          介護職員の「生産性」という言葉に違和感を感じる今日この頃。

          「蚊の命」と「犬の命」

          命に優劣はあるのか?そう感じざるを得ないことが、先日起きてしまった。 仕事で車を運転していた時に、子供達が遊んでいた。 犬を蹴っているように見えた。 すぐに車をとめて、説教しようとした。 しかし、よくよく見ると、犬ではなく何かおもちゃを蹴っていた。 僕は「あ〜よかった」と一安心しました。 安心はしたのだけど、なんで犬を蹴っていることに注意しないといけなかったんだろう?と1つの疑問がわいた。 もし、子供たちに、 「なんで、犬を蹴ったらいけないの?みんなも蚊を殺して

          「蚊の命」と「犬の命」

          社会人なら知っておきたい「オシャレと身嗜み」の話。

          「オシャレ」と「身嗜み」この違いを説明できる人はいるでしょうか? 正直、僕には明確な線引きがなかった。 僕が勤務する介護施設には制服というものがない。そのため、基本的には着る服は自由である。 自由となると、いろいろな問題がでてくる。 アクセサリーはつけてもいいのか? 髪の毛は染めていいのか? 半ズボンを履いてもいいのか? 派手な服装でもよいのか? きっと、僕が入職する前に様々な話し合いが行われたと思います。 どの立場で誰のために、いろんな視点からの議論ができると思う。

          社会人なら知っておきたい「オシャレと身嗜み」の話。

          チームケアを行うときのリハビリ職と介護職の関係性を図解する。

          僕は2年間、特別養護老人ホームで勤めました。 その中で最も学んだことが「チームケア」のあり方です。 リハビリ職が介護職へ教えて“あげる”と思っている人はいないだろうか?そう思っている人がいれば、もう一度、学校に行った方が良いと思うし、理学療法士にむいていないと(少なくとも介護保険分野において)思うので止めておいた方が良い。 そもそも、理学療法士はじめ、リハビリ職は介護の専門職ではない。介護の専門職には介護福祉士というプロがいる。 しかし、このような図をイメージしている

          チームケアを行うときのリハビリ職と介護職の関係性を図解する。