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「そして僕は途方に暮れる」を聴いたら途方に暮れてしまった

昨日、仕事で「〇〇さんはやりたいことありすぎて途方に暮れてしまっているのかもね~」というお話しをしていたところで、大澤誉志幸さんの「そして僕は途方に暮れる」が脳内に流れ出したので、いつものごとくYouTubeで聴くことに。

私の記憶では本人が歌っているところより断然この日清カップヌードルのCMが印象深い。
なんてオシャレな演出なんだ!と幼心に響いたのを思い出した。
5歳上のいとこの姉ちゃんが大澤誉志幸さんのファンだったのだが、高校生になったらこういうの聴くのか~でも自分はまだチェッカーズだよなぁ、といった状況で深堀はしなかった。

それにしても今見ると、女の子の次に出てくるカップヌードルに違和感あるな~(笑)。

この曲の発売時のCM(Now On Saleとかいうやつ)も本人がこんな感じで出てくるんじゃなかったけか?
日清のやつと連続で流れてたような記憶があるんだけどなぁ。

ででで、歌詞を見てびっくりなのである。

見慣れない服を着た 気にが今 出ていった
髪型を整え テーブルの上もそのままに

なぬ!これは同棲中の彼女に浮気されたけど、彼女の幸せを願って耐える男の歌なのか!と。ヒエ~!
CMで切り取られた部分しか記憶に無かったので、こんな悲惨な歌だとは思ってもみなくて倒れそうになった。
まさに途方に暮れるってやつ。

こんな自虐的な内容を自分で作って歌えるはずがないと思って調べてみたら、やっぱり作詞は他人だった。

銀色夏生さんという女性の詩人さんの作詞のようである。
それにしても今の時代にこの内容を男に歌えというのはパワハラじゃね?と思ってしまった。
男じゃない女の立場から男の気持ちになって考えても、これはちょっと辛すぎる。
マイルドな言い方すれば「切ない」で済むかもしれない。
しかし、毎日コンプライアンスだパワハラだモラハラだ~というニュースばかり聞いてる感覚になっているところに、この歌詞をブッ込まれると、酷いとしか言いようがない。

いや待て!女が浮気する前に男の方が先にやらかしてしまっている可能性あるなぁ。
男がやらしてないのに女が同棲している状態のまま、あからさまに浮気したとしたら、それはサイコパスじゃね?と思ってしまう。
それにしてもダメと決めた女は切り替えが早いね(笑)。

ふざけあったあのリムジン

という歌詞も違和感あるなぁ。バブル時代だったのかなぁ?
リムジンでふざけるってどんな遊びなんだよ!と謎が深まってしまった。

もうすぐ雨のハイウェイ

ホント、80年代の歌詞にはハイウェイが結構出てきますなぁ。
横浜銀蝿さんやJohnnyさんの曲にもいっぱいあるよなぁ(笑)。

なんだかところどころ他人(PとかDとか)の手垢がベタベタついたように聞こえるんだよなぁ。

銀色夏生さんのHPを拝見したところ、

21歳の時に、善と悪、黒と白など相反するものは同じものであるという考えに触れ、
その見方で世の中のものを見るようになる。

と書いてあるところ見ると、世の中の本質を理解されている方のようにお見受けする。
この歌詞、銀色さんの本意だったのかな?と気になった。

ちなみに、この曲は他人に提供したところ何度も戻ってきて、大澤さんが歌うことになったとのこと。
そりゃ~戻ってくるよなぁ。この歌詞は辛すぎる。

けど、大澤さんの素敵な歌声がそれを吹き飛ばす力があったからこそ、戻ってきたんだろうなぁ。
プラスとマイナスが重なり合うパワーがヒットとなったのでしょう。

ちなみに、大澤さんは高円寺のご出身とかで、この曲は高円寺のイメージとも随分遠い。この曲の雰囲気は港区系ですな(笑)。

銀色夏生さんはこちらnoteに書かれているようで、見てみると、港区と対極なお人柄っぽい(笑)。

ホント、逆に向かうパワーってお金を生むんだなぁ、と思った次第。
量子力学ですなぁ。

今、私が高円寺にいるのは、高円寺出身の大澤さんの声が素敵だ~という気持ちによって潜在意識に刷り込まれていたからかもしれない。
顕在意識に刷り込んだのは宝島社はじめ、オーケンとか森若ちゃんとか(笑)

潜在意識と顕在意識両方あって夢が実現するのかも!

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