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あの「東京のビッグレース」に潜入してみた。その2

続アスリートラウンジ・食べ物、飲み物編

選手たちに供される食べ物、飲み物について、どんなもの?ってツッコミを有難くも頂いたので、ちょっと補足な。

中継でもよく「いろはす」が映る。そのとおり飲み物類はスポンサーのコカ・コーラからの提供品。会場内の選手エリアに設けられた「バレル」というドリンククーラーの中で冷やされてる。暑い盛りだから、水が旨い。

あともう一種類「パワーエイド フューエルエックス」というIOC公式ドリンクが供されていたんだけど、これ日本国内での発売予定は無いそうで。会場内でしか飲めない貴重な飲み物。味は所謂スポーツドリンク系の爽やかでちょっと甘い味なんだけど、見た目が強烈。どんな感じかというと「マグラのブレーキフルード」ぐらいの青さを想像して頂くと分かりやすい。

間違えて自転車屋のピットに放置したら、ブレーキに入れられちゃうレベルでヤバい色合いであった。

アスリートラウンジの食べ物についてもちょっと補足。口当たりの良い卵サンドが人気らしく、アップエリアの日陰でもぐもぐしてる選手も居た。あとバナナ。あれは最高。見ただけでバナナって分かるし、適度にしっとりしてて食べやすい。酷暑だけど、選手はしっかりと食べてる。

ビッグレースから話逸れるけど、今んとこ見てきた強い選手って例外なく胃腸も強いのな。もしかすると強豪チームの若手発掘担当は食いっぷりも密かに見てるかもしれない。胃腸が強いっていうのは、優れた身体能力の一つと考えていいと思う。ワールドカップを転戦するような環境だと、色んな所に行って現地の食べ物入手して、みたいな生活がずっと続くだろうから、食に繊細なタイプは、そもそもトップ選手として生き残れないのかもしれない。

貴重な会場専用車、APMで輸送されてみた。

さて話戻って会場な。箱は荷物突っ込んでるわけだから、どちゃくそ重い。でも会場内は広い。動くのしんどい。そこで便利なモノ使おうってなわけで、謎のクルマっぽい何かがやってきた。わーい♪

これなー。本来なら観客用にフル稼働するはずだったトヨタの低速モビリティAPM。乗る人もほとんど居ない貴重な奴で輸送されてしまった。最高時速19km/h、シート倒すと沢山荷物を載せられるぞ。走ると風が入り込んで低速でも疾走感が味わえてちょっと楽しい。しかし意外とこいつはホイールベースが長く、ぶつけたりこすったりする事故が多発してたそうだ。実際、会場で観客乗せたらどうなってたんだろう。

そして行く末が気になる。公道も走れるっぽいんだけど、ちょっと遅いし。いっそのこと外装を改造して、モルカーとコラボしてイベントで走らせてみたらどうだろう。ちょっとどんくさい感じもモルカーぽい。ぷいぷい♪

おひるごはん事情

さて箱氏もお腹空いてきたから、貰ったおひるごはんチケット使ってみるよ。食堂エリアに行ってチケットと交換してもらう。パックに入ったおかず、主食はおにぎり2つかパン3つ、飲み物というラインナップ。おかずやおにぎりはレンジでチン可能。おかずは日替わり1種類で、ハンバーグや鳥の甘酢あんかけ的な主食+スパゲティと温野菜、みたいな感じ。時期柄、味付けは濃いめで、おにぎりも塩味だからちょっと喉が渇いたかな。まぁ何はともあれ有難く頂きます。デザートには小さなスーパーカップみたいなアイスもあるのがちょっと嬉しい。スポンサーの明治の製品かな。

(まだまだつづく)


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