常々、自分のかぞく、と胸を張って言えるものがほしいなと思っています。

今はないのか、と言われると、傷つけてしまうひともでてくるので、なんとも言いがたいのですが、

とにかくわたしは「かぞく」と言うものにものすごく憧れてしまうのです。

旦那さんはできれば今の彼氏がいいなと思います。

猫を飼いたいです。
犬も飼いたいです。
もちろんハムスターも。

それから、自分の子どもってどんな気持ちだろうと良く考えます。

服はなるべくたくさん買ってあげたいです。
本をたくさん読んであげたいです。
世界のおいしいものを食べられるだけたくさん一緒にたべます。
家はちいさな一軒家で、少し広い庭があるといいです。
野菜を少しだけ自分たちで育てたいです。
「お母さん」とも呼ばれたいし「まま」とも呼ばれたいし「愛里」と呼んでもらってもいいなって思います。
一緒にたくさん笑うのです。
一緒にたくさん泣くのです。
抱きしめることも、キスをすることも、恥ずかしいことじゃないんだと身をもって知らせてあげたいです。
そして悪いことの楽しさなんて微塵もわからないくらいに穏やかに暮らします。
世界の広さを伝えられるだけ伝えたいです。
暴力という概念は超できれば20歳になるまで知らずに生きてほしいです。
痛みを知ることは大切なことだけど、できればどんな痛みも私がキャプテンマーベルになって取り除いてあげたいです。
チャップリンを一緒に観てパンのダンスを踊りたいです。
そしてお行儀が悪いことを二人でちょっぴり反省するのです。
好きなだけアンパンマンミュージアムに行きます。
天気のいい日も悪い日も一緒に歌います。
毎日とくべつなことをして、全部の曜日を好きになります。
世界中のすべてをおもちゃにしてしまうのです。
どんな時も味方でいます。

…家族だって

あーあ、金持ちになりてぇ。