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函館の的場中が「巴中学」になりました

先日、函館新聞で「巴中学校」の校舎が完成したというニュースを見て、さっそく実物を見に行ってきました。場所は的場中があった敷地内(函館市的場町12−7)で旧的場中校舎の裏側になります。

出来たばっかりなので本当にピカピカですね。建物は鉄筋の4階建てで全体をホワイト&ブラウン色で統一しています。右側のガラス張りの丸くなっているところは図書館でしょうか? なんだか大学みたいで無性に通いたくなってきます。こんな校舎に通うことができるなんて、ほんとうらやましい限りです。

しかし、当の中学生たちは少々複雑な気分でこの校舎に通うことになります。ご存知の通り、この巴中学校は旧「凌雲中+光成中+的場中」を合併したものなんです。函館の人口がガッツリ減ったせいで中学校が閉鎖・合併を余儀なくされているんですね。

しかも、合併されるのは「凌雲中+光成中+的場中」だけじゃないんですよ。これからどんどん閉鎖・合併されていくことになります(※下記の参考記事を参照)。

ちなみに、旧的場中の校舎はまだそのまま残っていました。近くには「ありがとう的場中学校〜70年の歴史と伝統に感謝をこめて!」という看板が残されていて、それを見ると、とても胸が苦しくなります。

自分は的場中の卒業生ではないけれども、こんなふうに自分の通っていた学校がなくなるのは、とっても切ないですね。次の世代の子どもたちにはこんな辛い思いをさせたくないなあと思いました。


参考:

第2グループ中学校の再編 | 函館市
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031700301/

函館市立巴中学校校舎等新築事業
http://www.jiti.co.jp/graph/page1706/0610z/index.htm

函館市内の小中学校・高等学校 再編ニュースまとめ 2017年冬 | 函館ネタブログ by e-HAKODATE
http://www.ehako.org/neta/archives/1195

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