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推しのイベントを見て、もっと自由に考えていいんだな、と思った話

どうもどうも。例年より3週間も早く梅雨が明けてしまい、今年の夏を乗り切れる気がしてない箱推しちゃんです。

昨日、こんなイベントに出かけてきましてね。

吉本所属のバンビーノさん主催のお笑いライブなんですけど。

顔・顔・顔

すごい、吉本所属のボーイズグループを推すとお笑いを見に行くようになる


OWVのファンは、もともと音楽ファンやアイドルファンが多いようで、お笑いライブは人生で一回も行ったことがなかった人も大勢いたようです。

わたしもその一人で、流れるように人生初体験に誘導されながら、「なるほど、吉本にとって既存ドメインに新規客を呼び込むルートとして有効なんだな」とか考えてました。

見終わった感想として、この企画に携わった人はもっと長期視点、高い視点で考えているのかもしれない、と思ったので、今日はそういう話をしようと思います。

そもそもボーイズグループって何する人なの問題


いやまあ、歌って踊る人ですよ。

少なくとも箱推しちゃんはそう考えてました。昨日まで。

ただ、実際には本当にそれだけをやっているグループって少なくて、テレビやYoutubeでバラエティコンテンツを配信したり、お話会などのファン(オンライン)接触イベントなどもやっているグループが多いです。

主軸は歌って踊るパフォーマンスに置きつつも、もう少し自由度を上げてるわけですね。

そしてその自由度の部分に惹かれる人というのもたくさんいるわけです。

OWVもYoutubeのバラエティコンテンツが好きで見ている人もいるでしょうし、テレビのバラエティ番組に出ているアイドルは好きだけど、曲は聞いたこともない、というパターンも普通にありますよね。

そう考えると、そもそもボーイズグループって何のためにいる人たちなの?と。

芸人以外がステージに立つことで見えた新たな形


ライブが始まる前は正直、「芸人以外がステージに立って面白くなるのだろうか」「お笑い好きな人に満足してもらえるのだろうか」といった声も散見されました。わたしもファンとして、いたたまれない思いをしたら…と不安もありました。(今思うとまったくの杞憂だったわけですが)

実際に見てみたら、会場は何度も大爆笑に包まれましたし、わたし自身も笑いすぎて涙でメイクが飛んでいくくらい、とにかく大笑いしました。

コロナになってから外であんなに大笑いしたのは多分初めてだったと思います。(演者も含めて全員マスクしていました)

内容としては1時間で漫才やコントは一切なく、いわゆるバラエティのゲームコーナーのみ。

  • 目隠しぐるぐるバットハグ

  • ダッシュヒント

  • モッツァレラチーズ

  • PPBB

  • 心霊写真

  • パニック大縄跳び

  • ミュージックヘッズ

※各コーナーの詳細は「#とにかくゲストが大活躍するライブ」でTwitter検索すると大体わかります。

ゲーム自体がまず工夫されてて、後で自分たちでもできるようなわかりやすい内容になっていたこと。その上で、演者のアクションもリアクションもめちゃくちゃ面白い。

元々OWVのことは「異常に面白いボーイズグループ」だと思ってましたが、プロのお笑い芸人と一緒にステージに立つことで、素の面白さを引き出してもらえて、さらに何倍も面白くなるんだなと思いました。

今までなんとなく見てたけど、プロのお笑い芸人ってこんなに面白いんだなって思って、それで気がついたことがありました。

それは、今回のライブはお笑いに主軸を置くプロと、パフォーマンスに主軸を置くプロが共に「笑いあふれる豊かな時間」を作ろうとしていたんだということ。

そう考えると、お笑い芸人とボーイズグループって別軸の職業ではなくて、人々の人生を豊かにするエンターテインメントを届けるという、同じ志を持っている人たちなのだということが良くわかります。

そのためにそれぞれ異なるプロフェッショナリズムを持っている人がステージを作り上げたのが今回だったんだなと。

ボーイズグループのライブパフォーマンスはもちろん素敵ですし、芸人の漫才やコントも素晴らしいものだろうと思います。

それを否定せず、もう一段高い視点で「こうした価値もあるよ」と見せてくれたのが今回のステージだったのではないでしょうか。

何よりも、普段はライブ会場に連れてくることが難しい小さい子を連れたファンがたくさんいたこと、子供たちも一緒に楽しんでいた光景が印象的でした。

型にとらわれずに、自由に発想していいんだな

それと共に、結構反省したのが、自分は形や枠にとらわれた発想をすることが多いな、と。

本当にやらないといけないことは何なのかがまずは大事で、枠組みはあまり重要ではないのかもしれない。

もちろん、枠組みが出来上がった経緯はあるし、従ったほうが効率的なことも多いと思いますが、それはあくまで手段であって、優先順位を見誤ってはいかんなと。

とりあえず、次回は先輩方のお笑いライブも見に行ってみようと思います。

今日はそんな感じです。

追記:バンビーノ石山さんからコメントいただきました

即興性の高い舞台だったので、むしろ難易度めちゃくちゃ高かったんじゃ…。
こういうことをさらっとできるのがプロなんでしょうね…。すごい…。

追記:バンビーノ藤田さんのブログも貼っておきます

制作の裏側を教えてもらえるオタク垂涎のコンテンツ。ありがとうございます!

宣伝:7月27日にOWVのニューシングルが出ます!

お笑いとのギャップにやられること間違いなし。

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