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【レザークラフト】ファスナーの貼り方に関するYouTube動画をUPしました

こんにちわ。HAKUです。
1年ほど前からのんびりとやっているYouTubeに新作動画をUPしました。

ファスナー貼り付けに関する動画を作りました

今回の動画では、ラウンドファスナーやL字ファスナーなどを作る際にキレイにファスナーを貼るための私なりの方法をご紹介しています。

ファスナーは目立つアイテムだけに、その貼り方ひとつで作品の完成度を左右してしまいます。また、歪んだファスナーは開閉しにくかったり、耐久性が怪しかったりと良いことナシ。

この動画では、木型などのテンプレートを使わずに如何にキレイにファスナーを貼るか!?を探求し、行き着いた方法をご紹介しています。ご興味のある方は是非動画を御覧ください。

ここからは動画内では触れていないこと、動画を作りながら考えたことを少し書いてみたいと思います。

大切なことは「再現性」

これまでも色々な方法を試してきましたが、どのような方法を採用するにしても大切なのは「再現性」。つまり、もう一度同じことを同じクオリティでできるかどうか、だと私は思っています。

今回はたまたま上手くいったけれど、次にやったらどうだか分からない、という状態では「できた」ことにはなりません。同じこと、似たようなことに再度遭遇した時に、過去の経験を活かせるかどうかはココ、どれだけ再現性を意識しているかにかかっていると思います。

少し動画のネタバレになりますが、私のファスナー貼りのポイントはズバリ「芯材」と「CAD」。それらを使わなくてもファスナーを貼る方法はいくらでもあるのですが、私にとって一番「再現性」を担保できる方法が芯材とCADを駆使した方法だった、という訳です。

アマチュアこそ再現性って大事

プロの方から見ると、私のやっている方法はとても面倒くさい方法だと思います。いや、プロじゃなくても思っちゃうかな…。でも私は趣味でやっているアマチュアこそ、この再現性って大事なんじゃないかなと思っています。

プロの方たちは日々の仕事の中で、また修行の中で数多く素材に触れ、制作に携わることで「感覚」を養うことができます。言い方を変えれば、感覚を養い技術として身につけるのに十分な機会・時間があるということです。そういった経験の中で養われた感覚というのは、まさに唯一無二の職人芸。

一方、私のようなアマチュアは、週末にちょこっと楽しむ、仕事の後に帰宅してから少し制作を進める、といった程度の関わり方。今回の動画のテーマであるファスナーの貼り付けなんて、これまでに数えるほどしか経験していません。つまり、感覚を養い、慣れるための時間も機会も圧倒的に少ないのです。

それでもプロの方に少しでも近づきたい!キレイな作品をつくりたい!と思うのなら、やり方を工夫するしかない。感覚を十分に養えないのであれば、感覚に頼らずにできる方法、再現性の高い方法を模索しよう!今回、動画でご紹介している方法は、そんなことを考え試行錯誤しながら行き着いた方法です。

プロの方たちのマネをするのはとても勉強になりますが、その一方で圧倒的な経験値の差を埋める方法、慣れや感覚に頼らない方法を考えてみるのも、アマチュアが上達するポイントかもしれませんね。

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