コーディネーター・アラジンのブログ #37 木流川だより(1)
What I found at Kinagashi-gawa Park
木流川公園で見つけたもの
週末に、新寮生を先輩たちが案内して寮・学校周辺を散歩する会があります。その散歩コース上に木流川公園があります。
木流川というのは、白馬村役場の横を流れている水路(堰)で、松川上流の二股(おびなた温泉のそば)から、人工的に掘られたもので、名前の通り昔は木材を流したそうです。今も灌漑用水路として利用されています。
この木流川公園周辺を整備・保全するボランティア活動団体の「木流川と親しむ会」に私も所属しており、例年行う雪解け後の初めての大掛かりな清掃は今月中旬に行われる予定で、その前に新寮生たちを先輩と一緒に案内するにあたって、様子を見ておこうと今日立ち寄りました。
今年は雪解けが早く、「キクザキイチゲ」や「ショウジョウバカマ」が早くも咲いていました。樹木では、日本のヘーゼルナッツ「ハシバミ」の花が目立っていました。
また、初めて、この川べりの石垣に「ツメレンゲ」を見つけました!!
ツメレンゲはクロツバメシジミの食草で、別の河川の群落を仲間で保全しています。新入生にもこのシジミチョウとツメレンゲを早く見せたいものです。
あと、集団で飛び回っていた鳥を、苦労の末、写真に収めることができました。逆光で撮った写真を処理して、図鑑で調べたら、「アトリ」という冬鳥でした。太めの嘴と寝ぐせ?の頭が面白いですね。