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とあるVtuber projectで総額約80万円投資した結果...

結論を言いますと、Vtuberにはたくさんお金を注ぎ込んであげてくださいというお話です。

どうしても金銭が発生する3D運用はマネタイズが命です。

今や企業運用や個人運用と様々なVtuberが存在し、その中で引退する子を多々拝見しているのが自分は理解できました。

以下は、以前自分が携わったprojectで苦労し最後には・・・となった内容になります。
※自分の経験や主観を含めていますので、こんなこともあるんだなって感じで読んでいただけますと幸いです。

話は大きく4つにまとめサクサクいきたいと思います。

1.project開始の経緯など

これは一昨年くらいに、自分がVtuberにハマりすぎて何かしらでキャラを運用したいというのから始まりました。

先に結論を言うと、約一年間かなり温めて準備したが一瞬で破綻します。。。

メンバーは大学の友だちで主に担当が、
自分:ディレクター、デザイン、サウンド周り
友人A:CG、映像周り
友人B:色々できる人
友人C:UnityやVR周りのエンジニア周り
となります。

そして、発案からなんと、早々にVtuber化となるタイアップ先が見つかりました。
※ここから色々起きますが、絶対にタイアップ先は伏せます

なんと、かなりのインフルエンサーで正直背負うのは厳しいかもしれないと思ったが、様々なVtuberの運用や情景を研究していたので不安は解消していきました。

タイアップ先のコンテンツ使用ルールを確認し、ぼくらが主体で動かすことになりました。

そしてまず、2D・3Dどちらで運用するかを相談しました。

技術的にはどちらもいけるため、メリットデメリットを説明しタイアップ先の方と相談し3Dになることが決まりました。

予めコストがすごいことになるから、チームとして自腹を切りマネタイズが出来たらバックをコストへ当てると約束をしました。

ここから端折っていきますが、3Dの運用ってどれくらい大変なのー?
ってことなんですけど、僕たちがやったのをざっくり

・3Dモデルを用意する。(VR用の)
・動作環境を作る(自分たちはVIVE購入)
・Unityでのモデル調整
・中の人の調整

たったこれだけですが、エンジニアの子がいなかったら何もできませんでした・・・しかもほんと高クオリティな調整をしてくれた

2.運用準備について

project開始してから、それぞれタスクや目的を明確しました。
・目的や方針をFIXさせる
・ローンチ計画
・ブランディングについて
・発信コンテンツについて
・マネタイズの回収計画
・3Dモデルの運用について(中の人含め)

これだけでもう疲れた・・・
ディレクターとして管理していましたが、しんどすぎる部分は今でも覚えてます、、、

さらに、一番しんどかったのはタイアップ先の方との話のすり合わせでした。
シンプルにいうと、話がコロコロ変わって要望がカオスになったことです。

そして、3Dモデル運用で中の人との相談。
これも大変でした。。。

そうして、様々な問題点を出し解決し、動画投稿一発目直前までいきました。

このprojectに置ける大事なポイントは、自分たちの考察や管理の大変さなんかより投資した金銭のバックがしっかり還ってくるかでした。

そのプレッシャーと共にコンテンツでマネタイズをしていくかが課題点、、、

しかし、問題が起きました。

その動画投稿直前にタイアップ先の方とイザコザが起きて

多大な投資額を回収できないままVtuber化の話がなくなりました。

原因は結構不明な状態で話の付きようがなく仕方なく切りました。

こうして、積み上げてきたもの、投資した約80万円の一部が水の泡となりました・・・

ツッコミどころがありますが、サクサクいきます。

3.その約80万円て何に使ったの!?

タイトル回収になってるくるのですが、

結局このprojectの痛手は金銭問題でした。

回収を見込んだ投資だったためかなりダメージが残りました。

最初に記載しましたが、3Dの運用のためそこが主になります。

まとめると

・3D制作(VR用) 約25万←かなりお安く制作を受けてくれた
・VIVE周り アタッチメント含め 約10万円程
・高スペックノートPC 約40万円←中の人へ貸し出し用
・収録の会場費、移動費等 約3万円
・その他雑費や、技術コスト代

約80万円くらいでしょうか。
人件費というものを加えたら100万円くらいは余裕でいっていました。

一番幸いなことは、残る物が多かったこと

そして3Dモデルはかなり時間とお金を掛けたが世にでることがなく、永遠とPCの中に眠っております。

そして、仮にこのprojectが続いていたらコストはどんどん膨らみます。
幸いにもチーム内でクリエイト面はカバーできたが、できないことが出てきたら都度かかる。

3D運用をしている企業さんは、エンタメにかなり強くないときついのでは?と思ってしまいます・・・

4.まとめ

・3D運用は色んなコストが掛かるから金銭契約などを必ず取ること
 難しい技術コスト、機材費用、3Dモデル費用等

・タイアップ先との信頼感、距離感は進める前から測らうこと

・中の人の状況やモチベを測らうこと

今回これらのことがしくじった原因となりました。
ほとんどの業界で、たぶんよくあることなんだろうなと

そして、様々な面を解決してくれるのが結局マネタイズだったこと

改めて無料で楽しませて頂いてるVtuberの方には投げ銭しまくるべきだなと感じました。

その後、高い勉強代だったな~って言いながら経験として残りました。
殴り書きではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

めでたしめでたし。


余談ですが、その後とあるVtuberさんのお手伝いをすることになりゆるやかではありますがコンテンツ発信のサポートなどをさせていただきました。

3Dは自分もあまり理解できない部分もありましたが、LIVE2D系は割と一人でもいけるのでやっぱ2Dのコストでやるのが最適だと感じてしまいました。

今後はタイアップ先ではなく個人勢として作り上げていく、または個人勢の方のサポートとしてVtuberにどんどん携わりたいと思います!

はくりん

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