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『「持たない!」生き方 シンプルで自由な人生のすすめ』

『「持たない!」生き方 シンプルで自由な人生のすすめ』

著者:米山公啓
出版社:大和書房(だいわ文庫)
発行年:2009年2月15日

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(内容紹介)
 捨て去ることで、喪失感はなくなる。
 守っていこうとするから、喪失感が起こるのであって、求めていくなら、そんなことはまったく問題ない。肩書も持たず、ものも所有しない潔さこそ、新しい人生の生き方である。
 それができなければ、新しいスタートには立てないのだ。身軽になることが、いつまでも若々しい脳と体を作る!
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 本書は比較的人生の後半を送る方々向けに書かれていて、30代の私にはちと早かったかもしれないと思いつつも、もしかしたら応用できるかもという箇所をメモしました。
〇持ち家にこだわらない/「今」を捨てる
 ➡〈家を持たないということは、どこにでも住めるということでもある〉(p.22)は、確かになと納得しました。また、〈余分なものを持たない人生観に早く切り替えるほど、新しい身軽な生き方に変化させることができる〉(p.23)は、まさにミニマリズムの一種。
〇右脳を刺激し、取捨選択を高める
 ➡〈左脳的な能力が強すぎると、分析し理解しようとこだわりすぎてしまい、それがものを捨て去れない原因になって、身軽に生きられないことにも通じてくる〉(p.62)とのことです。だから右脳を刺激するためには、芸術性の高いことをしたり(美術館に行く、映画や舞台を見る等)や広い空間に立ってみたり(大ホール、運動場、街を見下ろす丘の上等)することが大事とのこと。
〇知り合いの開業医とのつき合いを大切にする
 ➡いない。ほしいかも。
〇理想は「都会のひとり暮らし」
 ➡適度な孤独感も大切。私も同意見です。

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