添削10本目【ハクション中西本人のネタ】

さて、今回の添削は、ちょっとした趣向を凝らしていきます。

自分自身のネタを添削します!!!

それも、最近書き立てホヤホヤのやつでございます。
「昔のネタはひどかったけど、僕も成長したんだよ」みたいな内容じゃありません。


なぜ、そんなことをしようと思ったのか?


【現場での修正能力】という観点からです。

僕はこのnoteにあります、【ネタ市場】というマガジンに何年か前以降の全てのネタを書いています。
そこを購入して読んでる方は分かると思うのですが、僕のネタもひどいもんなんです笑笑。

「偉そうに人のネタ添削してやがるけど、お前はどうなんだ?」と思われるような台本もあります。

ただ、僕はウケるのです。
疑う人は、僕のネタを見たことがある人に聞いてみてほしいです。
賞レースの決勝に出てる芸人クラスのウケ方をします。ホンマに聞いてみてほしい。

さて、台本がひどく見えても、なぜ僕のネタはウケるのか?

そのあたりの話をしていきます。

2つの要素があります。


①ひどい台本に見えても、実は理にかなっている

これは、あるんですよね。
僕のネタで一番有名なのは、ババアというネタですが、ああいう一見むちゃくちゃなネタでさえ、僕の中では、ピシッと理にかなっていて、無駄がないんです。

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※参考までにURLを貼り付けておきます。

【スピードワゴンの月曜The Night 出演時のネタ】
https://youtu.be/GwiM8g-4i-Q

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ただ、ホントにむちゃくちゃなネタもたまにあるんです。そういう場合になぜウケてるのか?(いや、スベる時はひでえすべり方をしますよ)


なぜかウケてるのかは、次のパターンです。

②現場の修正能力が高い


今回のテーマはここです。

というのも、ネタってのは、台本で書いた時は、違和感がなくても、声に出してみたら違和感があるというケースがあります。

むちゃくちゃあります。

なんとなく仮で書いていて、ネタを練習する時に、口から出てくる感じを優先して、作っていきます。

なので【飽きる】とか【言いたくねぇ】とか一見ネガティブな感情を大切にしながら、練習していきます。

究極の理想は【言いたくないことはひとことも言わないし、言いたいセリフだけ言う】という感情でネタの練習が出来れば最高です。

もちろん、そんなことは無理ですが、あくまでも目線の先にあるのは、こういう感覚です。

というわけで、今回は、ネタの練習をする前の、元の台本を読んでもらい、そのあとで、練習してるうちに変わった【AFTER】を読んでいただきます。

もともとの脚本の悪さなどもグッサグッサ突き刺していきます。

ちなみに、このネタ、ちゃんとウケました。実証済みです。


ここからは有料にはなりますが、記事を買うか、全体のマガジンを、買っていただければ、読めます。
もっともっと添削の内容を知りたい方には、個別の記事を購入するよりも、全体のマガジンを、ご購入していただいた方が絶対にお得です。

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