シンプルな表現ですが、お客さんに楽しんでもらう、ということをすごく真剣に考えることがとても大切だとこの芸歴にして、あらためて、思ったりしています。

もっと若くしてそんな当たり前のことに気づいてる芸人がたくさんいる中、僕はなんと愚かなのでしょう。

何が言いたいかって？

キングオブコントの決勝の生放送の日に！！

ライブ打ってしまったんです（笑）。

今さらだけど、お客さんに悪いなぁって思いまして。そこで、僕は、逆に居直って、イタズラを仕掛けてやろうと思いました。

下記のような文章を、予約してくれた人たちに送りつけたのです。（全員ではありません。空気を読みながら）

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

よく考えてみたら、日付が変わって本日は、キングオブコントの決勝の生放送でした。

にもかかわらず、ハクション中西とにぼしいわしのトークライブの予約をするなんて、あなたは、まともな社会人ではない可能性があります。

今なら間に合います。

キャンセルしますか？
それともキングオブコントの決勝を観て豊かな人生を送りますか？

キングオブコントを生放送で家で観るという選択肢を本当に選ばなくて大丈夫なのですか？

逆張りして、たまに儲ける人も確かに世の中にはいます。
しかし、キングオブコントの決勝を観ずに、あえて逆張りをして、ハクション中西とにぼしいわしのトークライブに来たとしも、儲かりません。
それどころか、確実に入場料をとられます。

わたしたちは、悪魔ではありません。

キングオブコントの決勝があるのに、ハクション中西とにぼしいわしのトークライブに来ることは、ほとんどの日本人にとって罰ゲームです。

連れ去られて泣き叫ぶ人もいるでしょう。
罰ゲームを自らノリノリでやるということは、非常に危険な思想の持ち主です。

一体何が目的ですか？
私たちの命ですか？

ハクション中西とにぼしいわしの2人は、殺す価値もありません。

ですので、殺さないでください。

お願いします。
まだ死にたくありません。
殺さないでください。

どうしても殺すなら、硬くて美味しくない私の肉より、にぼしいわしの2人にしてください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

この、なんとも中途半端なドッキリを思いついた時、僕は謎のワクワクに襲われました。

40歳にもなって、何て小さなドッキリを喜んでいるのでしょう。

そもそもドッキリっていうほどのものか？

でも、何人か、返信が返ってきました。

みんな、優しくて可愛いファンの方ばかり！

ありがとうございます^_^

まだ返信来てない方もいますが、きっと可愛い返信をくれると信じてます（笑）。