聞かれてもないのに、その人の批判をその人にするという行為はとても失礼である。

僕は、この聞かれてもないのにシリーズをしてくる人が大体嫌いです。

この仲間として、相談されてもないのに説教してくる奴や、告白されてもないのに振る側みたいな顔をする奴や、聞いてもないのに自分語りが長すぎる奴などがいます。

全員気持ち悪いです。

てなわけで、今回は僕自身がしたこのツイートについて語ります。

このツイートの反応が割とあったので、140文字以内では、伝えきれなかった部分や誤解をうまないために補足などを書いていきたいと思います。

そもそもなぜこのツイートをしようかと思ったのかの事の発端は私憤ではありません。

とある有名芸人さんがラーメン屋に行った時にそこの店の奴に「普段はおもんなかった」などとツイートされていたのを見て、改めて思ったのです。

芸人ってなぜ、普通におとなしくしていても「芸人のくせに面白いことを言え」とか「今のところおもろくないぞ」などという頭の悪いハラスメントをたくさん受けるのだろうと。

なぜ、という書き方をしてますが、理由は分かってます。

地位が低く、親しみがあるからです。

全ての芸人がそうではありませんし、全てのファンがそうではありませんが、まあ、失礼な奴の多いこと、多いこと。

本題に入る前に余談ですが、なぜ、芸人の地位が圧倒的に低いのか理由について考察したいと思います。

何個かあると思うけれど、ひとつは、芸人の自虐ネタの多さにあるかなと思います。それが視聴者の一部、いや、かなりの数を勘違いさせる。

あと、もうひとつは、誰でもできそうに思われているということです。

これもでかいんですよ。

ホントによく言われるもん。

「にいちゃんなんかより、俺のほうが絶対おもろいわあ」

これを言うと、「どの世界の人もいっしょ。俺らもそうやで！」というかなり荒い発言で仲間入りしようとしてくる他ジャンルの方々がいます。

ええ、どうぞ、お仲間です。いらっしゃい。仲良くしましょう。

でも、ひとつ言わせてほしい。

芸人が一番ひどいから（笑）。

映画監督が、映画をクソミソに言われることはあるでしょう。

でも、「あんたよりワシのほうがいい映画撮れる」とは言われないし、ましてや「映画監督なのに、普段はカメラ持ってないんですね」とか「今、映画撮ってくださいよぉ」とかは言われないだろう。

だって、映画は技術職だと分かってるから。

ミュージシャンなども、仲間入りしてきます。さぞお辛いことがたくさんあったのでしょう。

いや、でもミュージシャンも芸人よりははるかにマシ。

技術職だからと分かるからです。

ギターやベース、ドラムを誰でも弾けるわけじゃない。

そこの技術の習得という分かりやすいひと手間が、かなりバリアーになってくれます。

「今、ギター弾いて歌え！」などと言われにくいのです。

実際は、言われてるのを何度も見たことはあります。

でも、歌はねぇ。

なんとかなるんですよ。

ええ。

歌えば、それなりになんとかなる。可もなく不可もなしの空気感が流れる。「へたくそー」とはさすがに言われにくいんです。

芸人に関しては、「おもんない」と言うつもりで、ケンカふっかけてる奴が普通にいますからね。悪意しかない。

僕は芸人の中の立ち位置では、まだマシなほうです。

すべり笑いなどを普段からやってる人なんて、ホントにかわいそうなぐらい、頭の悪い素人の餌食になってます。普段から。

話は逸れましたが、とにかく芸人は、下に見られているのです。

技術の習得、がない分、一般の人が、俺でもできると勝手に思い込みます。実際には、技術の習得はあるんですけどね。冗談を言ったことがない人間がほとんどいないので、「俺もクラスで人気者やった」レベルの勘違い野郎が張り合ってくるのです。

ホンマにめんどくさいです。

さてさて、話は逸れましたが、本題です。

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芸人ってホントに下に見られてるよな。「お笑いオタ歴長いから、面白くなかったら苦言を呈しちゃうかもです」とか言ってくる奴いるけど、お前はいちいちパン屋さんに入るたんびに、パンについて店主に意見してる奴なのかと聞きたい。

意見が欲しかったらアンケート用紙を配る！

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さて、色々、誤解もありうるので、しっかり真意を書きたいと思います。