緊急事態

さて、ゴミイベントの集客について、あまりにも焦った僕は、下記のような文章をnoteにアップした。

餓死寸前に腹が減ったからといって、自分の指を食べるかのような、かなりのバクチを打たせてもらった。

以下、読んで見てほしい。



この度、挫折と敗北のお知らせをします。
と言っても、そんなに重たい話ではありません。

挫折と敗北と、あと、発表があります。


以前からやる気満々だった下記のイベントなのですが。(ツイッターでの投稿の原文ママ)


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単独ライブ並みに力を入れてやります!
小さい小屋なので多分予約したほうがいいです!
ハクション中西の初の朗読会です。

【歌詞もこちらを覗いている】
7/20(土)19時開演
前売り1500円
当日1800円
場所OCAT市民学習センター四階第3会議室
内容 ハクション中西による自作短編小説朗読会

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予約のあまりの少なさに絶望しました。
一週間を切っているのですが、なんと予約の数はわずか三人。

上記宣伝文句の中の1フレーズがあまりにも悲しさを醸し出しております。

“小さい小屋なので多分予約したほうがいいです!”

はぁ〜。
恥ずかしい。

このイベントは思いついた時からワクワクしていて、やる気満々だったのですが、お客さんが少ないということは、世間の需要がないということで、いくら内容が良いと自画自賛しようが、僕がこの世界でメシを食うという方向性にとって、余計なライブだったということになってしまうのです。


僕は手を抜くことはできない人間です。

なので、このライブも少ないお客さんの中、全力でやりきり、そして、需要がないので、二度としないライブとして、数ある【“ワクワクしたのは僕だけでした”倉庫】の中にお蔵入りすることになるのです。


しかし、そんなことで同情を買って、来たくもないのに無理やり来てもらうのもどうかと思っております。

僕は昔からDMでの宣伝攻撃が嫌いで、出来ることならやりたくないのです。単独ライブの時は、何年か前から、やってしまうようになりましたが。

とにかく、いいものを見せるから来てほしい。重大発表は、最後にありますので、どうか最後まで見てくださいませ。


話は少し逸れますが、昔、【どっちの料理ショー】という番組がありました。

ラーメンVSつけそば

など、二人のシェフがそれぞれの担当の料理を作り、芸能人のパネラー陣が、「美味しそう〜、どっちも食べたーい」などと言う番組です。

そして、どうやって勝敗がつくかと言うと。

それぞれの料理が出来上がってから、パネラー七人(5人だったかも。とにかく奇数)が、「今、食べたいのはドッチ?」というMCのセリフのあと、どちらの料理を食べたいかのボタンを押して、多いほうの料理を食べることができる、という番組です。

真っ正面からつっこむと、これっておかしくない?

実際に美味しいのは、どっちなのかという視点で勝敗がついてるわけではないんですよ。


で、ライブも似てるんです。

どんなライブかわからないうちに予約が入り、集客と言う名の勝敗がつく。

もちろん魅力的な宣伝や、面白く感じさせるようなイベントタイトルなどもライブの一部です。
料理で言えば、飾り付けや、匂いや、店内の清潔感、店の外の門構えなどでしょうか。


しかし、いくら集客がなくても味が美味しい店は、なんとか広めたいし、広めるべきだと思うのです。


そして、作る側も、一度出したメニューが、その日に売れないからと言って作るのをあきらめてはならないのです。

何が言いたいかをまとめます。

“需要”と一言で言ってますが、実は二種類あります。

ひとつは、その商品やサービスの中身の良さを確認できない状態での宣伝や口コミによる“中身に対する想像”からの需要


そして、もうひとつは言うまでもなく、商品の中身自体の需要です。


僕は自分自身にも言いたい。

ひとつ目の需要がないぐらいでいつも簡単に諦めるな、と。


二つ目の、本質的な需要(じゃあ、一個目に書けよ)がないことが確認された時に、初めて市場調査として、やめるという選択肢も考えるべきではないのかなと、思えるのです。


そこで、僕は勝負手を放ちます。

それが、下記です。

【歌詞もこちらを覗いている】
7/20(土)19時開演
入場無料。完全予約制。
場所OCAT市民学習センター四階第3会議室
内容 ハクション中西による自作短編小説朗読会


あー、情け無い。
赤字確定。この一ヶ月以上、こればっかりが常に頭にある憂鬱を経験してきたのに、この屈辱です。


しかし、先ほども熱弁しましたが、真価が問われるのは、その料理を食べさせたあとの評価です。


必ず第2回、をやります。

そして、その時は正当な料金をとる!!!!

追記。すぐに不安になってきたのが、無料にしてもお客さん増えへんかったらどうしよう(笑)。

ほんとに来てね!^_^

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