ネタ【行きつけのバー】

私はその日、いつものように行きつけのバーで一人で飲んでいました。

私の横には、親友同士なのでしょう、二人の女性が華やいだ声を出しながらお酒をたしなんでいました。

その時です!!

二人の女性のうちの一人が、突然、バー全体に聞こえるような声でこう言ったのです!

「わたしは、このバーの中で最もオッパイが大きい女よ!このバーに今、存在する中で一番大きいのよ!」

たしかにその女性は、Fカップ、いや!Gカップはあろうかという巨乳の持ち主でした!

しかし、ふと店内を見渡すと、隅っこのほうにひとりの地味な女性が、自分の巨乳がコンプレックスなのでしょう、胸を隠すかのような猫背でひっそりと飲んでいました。

その女性は、Zカップはあろうかというその胸の9割を自分のカバンの中に隠していました。

Gカップの女は、きまりが悪そうに、Zカップの女を指差して言いました。

「あの女はバケモノよ!あそこまで大きいと、もはやオッパイとは言えないわ!だから、人間の中で実質一番なのは、わたしなのよ!」

可愛そうに、Zカップの女性は、顔を真っ赤にしてうつむいてしまいました。

その時です。わたしの中で何かがはじけたような音がしました。

私はカバンからピストルを取り出し、天井に撃ちました。

「今から!このバーの中で!一番オッパイの大きい人間を殺す!!誰だ!このバーに今いる中て、一番オッパイが大きい人間は!!?

パァン!パァン(天井に撃つ)出てこい!」

すると、Gカップの女はZカップの女を指差して言いました。

「あいつです

あれはバケモノです。人間に時々悪さをします

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