安定した精神状態で、80代を淡々と過ごしたい

70を過ぎたあたりから、YouTubeを中心に、
いろいろな知識や情報を効率よく選択して得るようになった。
歴史、哲学、現代社会 文化 政治 経済、、、、
本当に世の中には、幅広い知識を蓄えた、頭脳明晰な人が
大学教授のような人でなくても
たくさんいるのだなぁと改めて思う。

意見が食い違ったり、正反対のものなども数多く出ているが
そんな時こそ、双方の考えをよく把握して
自分の頭で自分なりに考えてみる。
思考力、判断力を磨く良い機会かもしれない。
価値観的に合わないものや疑問を感じるものでも 
ある程度意識的に視聴するように心がけている。

一方で、宇宙的マクロなものや、ミクロな世界を取り上げたもの、
自己意識や、生と死、認識論の世界 存在論 量子力学など、、
こういった方向性は、
際限のない深淵なる思考世界に 引きずり込まれるような気がして、
却って精神的に不安定な気分になる。
だから、最近はそういった傾向のものは避けるようにしている。

これは年寄りに限らないことかもしれないが、
安定した精神状態で、日々を送るためには
生きがいと大上段にかざさないにしても
やりがいのあることを少しずつでも続けていく。
そこには常にささやかな喜びが生まれる。
食生活に自分なりにこだわり、
またなるべく体を動かすように努める。

昔から晴耕雨読という言葉があるが
悟りから、程遠い人間としては
そこに他者との交わりと言う要素を
付け加えねばなるまい。

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