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Culture(11) 先週のアストリッドとラファエル

こんばんは。今日は思いっきり前回のアストリッドとラファエルの内容のお話をしていきます。

このドラマはいつも大体一話完結型で、大まかに分けると事件の捜査をするお話と二人のプライベートで起こるお話の2つが同時進行していく感じの進み方ですよね。
私が感じるところでは、事件の捜査パートは結構駆け足で進んでいくから、じっくり犯人とか手口を考察する感じではなくて、逆に早すぎて理解するのが難しい時すらあるんですよ。でも私はとにかくアストリッドとラファエルが仲良しこよししてるのをみられればいいから、スピード感のいい進行の中で随所にアストリッドとラファエルが連携してすごいかっこいいことをやってのけたりしてるところが最高に楽しいんですよね。
問題がプライベートパートの方で、最近はそれぞれの恋愛模様の話が多くて、あんまり私は好きじゃなかったんです。本当になぜかわかんないけどアストリッドの恋人のテツオタナカが苦手だし、ラファエルの方も、そこまですれ違うことある!?!?!っていうくらいニコラと上手くいかなすぎてナンダコレって感じだし、もうその話はいいいから早く捜査パートに移ってくれって気持ちになっていたんですよ。

でも今回のお話は捜査パートはもちろんのこと、プライベートパートもすごい面白かった。
今回のプライベートの方はアストリッドとニルスの話で、事件の方は、環境活動家の殺人未遂事件が起きて、その犯人が未来から来たという供述をしているという全然意味がわからないところからのスタートだったんです。

まずプライベートの方は、いつも通りニルスがアストリッドの家にお泊まりに来た日に顔に傷を作っていて、なぜかと聞いたら、アストリッドのことを馬鹿にされたから喧嘩したという話だったんですよね。
アストリッドは自分が原因でニルスが傷ついていると思って、ちょっと悩むんですよ。で、それにすかさず気づくラファエルね。ここまず大切。
そしてニルスを次の日も家に呼んで、もう一度しっかりそのことについて話し合うことにするんです。そんなところに児童相談所的なところに匿名で「保護者の責任を果たせなさそうな人(自閉症のアストリッド)がニルスを世話している」みたいな通報が入ったと言って、職員の人が家庭環境調査で家の中に入って様子を観察し始めるんですよ。
それでもアストリッドはしっかりとニルスとお話して、暴力ではなくて言葉を使いなさいということを話すんです。
そんなところをみたらもう、職員の人も心打たれている様子ですよね。結局刑務所の中にいるニルスの母親とも話して、ニルスにはアストリッドが必要だと認めて、匿名の通報をなんの根拠もないもので差別だとして、なかったことにしますということになり一件落着となりました。

私はですね、アストリッドのこういう話が見たいんですよ。アストリッドが一人の人間として社会的に立派に認められる姿を見るのがすごい好きなんです。
最初は犯罪資料の倉庫で一人黙々と整理をしていたアストリッドが、ラファエルと一緒に仕事するようになって、自分の能力を活かして事件の解決に大いに貢献して、あらゆる困難と向きあって最終的に警察官になることもできて、その流れあっての今回、弟にとっての保護者としてもしっかり認められたということが、私は本当に嬉しい。
え、初期の頃からのアストリッドの成長がすごくないですか?そもそも最初は突拍子もない動きをするラファエル一人を相手にするのにものすごい苦労をしていたのに、今となっては立派に弟を正しい方向に導くことができる人になっているんですから。

こんな感じで今回はアストリッドのかっこいい姿を見ることができたので私的に大満足な回でした。
捜査パートの方も今回は特段面白いなって思ったので、それの話も次回しようかな。

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