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踏み倒せ!全知!!!【EDH】進化した謎、ヴァニファール

はじめに

皆さま、こんにちは。HALです。
今回も、ゲームをぶっ壊してくれる面白い統率者いないかなぁ〜?とラヴニカを彷徨っていたところ、パーマネントをなんでも踏み倒す彼女(ウーズ)に出会いました。"事件ですよ!!"


統率者について

《進化した謎、ヴァニファール》
「カルロフ邸殺人事件」で再登場した、シミック連合のエルフ・ウーズ・ウィザード。

なんだかクラゲっぽい。

自身の戦闘の開始時に、①手札のカード1枚を偽装(2/2護法②として裏向きで場に出す)する。or ②自軍の無色クリーチャー全体に+1/+1カウンターを1つずつ乗せる。
効果を持ちます。
リミテッドにおいては、変装クリーチャーをタダで裏向きに出せる、横並びしたクリーチャーを全体強化できる!といった評価でしたが、統率者になると無法者ビルダーの手によって、その意味合いが大きく変わってきます…。

ウワァ、ゲーム壊れちゃったァ…

順調なゲーム開始から2ターン目に着地したヴァニファールが、貴方の手札にある《ウラモグ》を1枚タダで裏向きで戦場に出してくれます
そこに《本質の変転》を唱えるとどうでしょう?

ええ!?1マナのブリンク呪文でエルドラージを?

なんと2ターン目にして貴方の場に《ウラモグ》が出たではありませんか!

2ターン目に破壊不能・滅殺4の10/10…コワレチャッタァ。

彼女の手にかかれば、エルドラージだって最速2ターンで着地します。
もちろん、クリーチャーじゃなくてもパーマネントなら何でも良いので、「全知」をそっと添えて手札のエルドラージをすべて唱えてやりましょう。

大きいことは良いことだ、重いことは良いことだ。

デッキレシピ(Level.5-6)

毎度おなじみ、晴れる屋様の構築機能より。

主な採用カード

大きいクリーチャー

《聖別されたスフィンクス》
ヴァニファールは手札を大量に消費しながら大きなお友達を呼ぶので、手札補充ができるクリーチャーは重宝します。
それにしても、書いている効果テキストがおかしい。

大人の都合でファイレクシアンになれなかった子

《核の占い師、ジン=ギタクシアス》
ぶっ壊れドローソース。ついでに対戦相手の手札上限を0枚にする。

能力に見合った、脅威の10マナ!

《主席議長ゼガーナ》
出たとき能力で味方のパワー+1枚ドローするオニオコゼマーフォーク。
ヴァニファールと同じ”ウィザード”なので、後述の《うろつく玉座》をウィザードにしておけば大体20枚以上引ける!?

ヴァニファールにギルドマスターの座を奪われたマーフォーク。

《飢餓の声、ヴォリンクレックス》
自身の土地から出るマナが+1される。ついでに対戦相手の土地が2ターンに1回しかアンタップしなくなる。

しょんぼりヴォリヴォリ、ヴォリンクレックス。

《無限に廻るもの、ウラモグ》
10/10、滅殺4、破壊不能。
このデッキ最強生物の一角。

早期着地して、コーナーで差をつけろ!

《荒廃鋼の巨像》
説明不要。殴られたプレイヤーは死ぬ。このデッキ最強生物の(ry

デカい!毒!破壊不能!一撃必殺はロマン。

大きいエンチャント・アーティファクト

《全知》
踏み倒しの王、手札から最強パーマネント達を叩きつけよう。

まさに全知全能。

《多元宇宙と共に》
状況によっては《全知》より強い1枚、手札かライブラリトップからターン1で呪文を踏み倒せます。普通にライブラリトップからプレイできるのも嬉しい。

手札が尽きてきたときのコイツは強いぞ…。

《強靱の徳目》
基本土地からマナ3倍マン。強い。

マナなんかなんぼあってもエエですからね。

ブリンク(一時的に追放)するカード

《本質の変転》ほか、ブリンク呪文
このデッキの肝、キープ基準はこれらのカードと踏み倒し先です。

基本は白の仕事なので、実は選択肢が少ない。

《風への放流》
【今回のオタクカード】
他のブリンク呪文と異なり、追放したあと"0マナで唱える"ため、エルドラージの"唱えたとき効果"が使えます。

タダで唱えられるのは《風への放流》だけ!

《深海住まいのタッサ》&《妖術師の衣装部屋》
自身の終了ステップ開始時に自軍生物をブリンクする置物。今後の構築次第では衣装部屋は抜くかもしれません。

《ディスプレイサーの仔猫》
キャ~!!ネコチャンKawaii!!害獣。悪いことしかしない。ドロー呪文を唱えたら何故か太陽の指輪が起きる。なぜ?

可愛い見た目してエグいことをする。

統率者以外の踏み倒し

《最深の成長、オヘル・カスレム》
イクサランの神様、与えた戦闘ダメージ分デッキをめくって、その中から何故か生物と土地を両方1枚ずつ場に出せます。

そっと添えられたトランプルが沁みる。

《ロナスの勇者》&《エルフの笛吹き》
ヴァニファールと同じ4マナで着地する踏み倒しクリーチャー。特にエルフの笛吹きは起動効果なので、裏向きで出したあとマナを払って表返す事で若干の奇襲性を持たせる事が可能。

個人的に笛吹きは、指輪物語版が好き。

相性の良いサポート

《守護者計画》
ヴァニファールで偽装したクリーチャーは"名前を持たない"ので、場に何体裏向きのクリーチャーがいても「同じ名前を持たない」条件を満たし、必ずドローできます。

フレーバーテキストとやってることが違う、定期。

《うろつく玉座》
終身名誉〇〇。とりあえず、「ウィザード」と言っておけば幸せになれます。場合によっては「エルドラージ」と言うと、次元が滅ぶ。
何故か護法②を持っている。

えら〜い、偉いよ、偉すぎる〜。

《リシュカーの巧技》
このデッキの性質上、場にパワー6以上が定着しやすく、大量ドローが期待できます。
また、インクの染みで《ディスプレイサーの仔猫》が出てくることも…。

サポート枠は軒並み5マナ以下、オマケが嬉しい。

何戦か対戦してみて

リストの構築で何度か回してみた感想としては、デカいパーマネントをドカドカ使えて楽しい!!これに尽きると思います。コストが重くなかなか使う機会のない強カード達をこれでもかと沢山使えるので、ヒュージリーダーズのような豪快な動きが多発し、爽快感があります。

課題は、統率者に依存した構築から、ヴァニファールを除去されるとかなりツラいので、サブ統率者のような戦線維持要員とリソース回復手段が今後必要だと感じています。

あとがき

シミックの魅力。

以上、青緑の踏み倒し統率者、《進化した謎、ヴァニファール》でした。
新しい刺激を求めている方、大きくて強いクリーチャーが好きな方は是非!この記事をキッカケにお試しください。

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