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板タブ初心者に次ぐ!何とかかんとか板タブで線画を描くコツ7選

デジタルで作品を作って、いっちょnoteに発表してみたいなあ~…という方、少なくないと思います。勢い込んでペンタブレット(板タブ)を買ってきて、最初に直面する問題がこれ。

タブレット入力、難しすぎ。

板タブで整理された線を描くのは実はめっちゃ難しいです。一番難しいと言っても過言ではないかも。私は板タブで満足いく線を描けるようになるまで毎日漫画描いて一年かかりました。でも今やそんな悠長な事言ってられないと思うので、コツを伝授します!

すぐにできて効果が高いものから!
まずは環境型対策。
・板タブの入力部分にコピー用紙などをテープで張り付ける。
書き味が紙に近く、ペンが滑らないので描きやすくなります。


・筆圧、モニタに対する入力範囲などペンの設定を確認する。
筆圧設定など、自分の筆圧や手の傾きに合った設定に調整してみてください。

・モニタ、タブレット、自分の体を一直線になるよう配置し、姿勢を正す。
体や入力端末がモニタに対して曲がっていると、狙ったところに線が引けません。
こまめに確認してみてください。

いよいよ!描画対策
・めっちゃ拡大して描く
66~100%に拡大して、少しずつペン入れしてみてください。
デジタル線はストロークが長いほど、線のコントロールが難しいです。拡大すると全体把握は難しいですが、ナビゲーターウィンドウを大きくするなど利用しつつ、丁寧にペン入れしてみてください。
最初は丁寧、スピードはついてきますよ。

・得意なストロークに合わせてキャンバスを回転させる。
例えば上から下に引く線は、下から上に引く線よりコントロールしやすいと思います。自分の得意なストロークに合わせてキャンバスをぐるぐる回しましょう!

・手ぶれ補正機能を使う
手ぶれで歪んでしまう線を歪みなく補正してくれます。長めのストロークで正確に描く必要がある時便利。
でも補正を利かせすぎると思ったところに線がひけなかったり、生きた線にならなかったりしてしまうのでお付き合いはちょっと難しい。

・描くとき、手に力が入りすぎていないか。
上手く行かないと緊張して、手に力が入りすぎたりします。強すぎる筆圧はペン滑りや疲れの原因となるので、リラックスを意識してみてください。また、筆圧が強いと長時間描くようになると手やペンタブを壊しやすくなります。


10年くらい前のpixivの黎明期、デジタルイラストが厚塗りから流行ったのって板タブで線作る事の難しさがあったからなんじゃないかと思っています。
今は液タブ手をに入れやすくなったし、ipadをはじめとする液タブ並みにイラストに適したツールがあります。思い切って自分に合った描きやすい道具を探してみるのも手なのではないでしょうか。

慣れれば、こんな感じで描けます。

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