洋アニで発見すること

私は洋アニメが好きです。とはいえディズニーとかドリームワークスとか光属性の有名アニメくらいしか見てないのでマニアやオタクというほどではありません。ゆうて子供に付き合って見ていたら結構見てたし面白かった、というくらいです。

洋アニの好きなところ①。主人公の属性が様々。子供、お年寄り、醜いモンスター、オタク…とかバライティ豊かでそれぞれ面白みがあって共感できる。

洋アニの好きなところ②。キャラクタが自虐的じゃない。「ヒックとドラゴン」では主人公は貧弱で頭でっかちのバイキングの子供という設定。どんなパッとしないオタクなのかハラハラしたけど、実際は体格にこそ恵まれないけど野心とクレバーさを併せ持つ逞しい主人公が真実を見抜いて事件を解決に導く胸熱アニメでした。

洋アニの好きなところ③。「私のせいで…」とかいうお決まりがない。「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」で子供時代の主人公パッチとGFのジュニファーが群れから取り残されて二頭だけで群れを追いかけるシーンがあるのですが、この時ジュニファーは足に怪我をしていて思うように歩けなかったのです。先を急ぎたいパッチに、ジュニファーは悪びれもなく言います。「待って、足を怪我して早くは歩けないのよ」と。そこに申し訳なさとか「私がケガをしたばっかりに…」とかいう気遣いは一切ありません。怪我人に合わせるのが当たり前だろ!という堂々とした態度。パッチも当たり前にジュニファーに歩調を合わせます。決してエモいシーンではないのですが敢えてエモさを排除したセンスと私は高く評価します。

洋アニの好きなところ④。二時間弱という制限の中で完結している。ゆえにエンタメを重視しながらもぶれない主題がある。

予算がない、時間がないといわれる中でも日本のアニメは目を見張る成長とクオリティを保っていると思います。が、海外作品にも目を向けてみると色んな発見がありますね。何より予算と時間をふんだんに使って作られた作品群は見ておかないと損かな!と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?