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オンラインで罪悪感が薄れる怖さ

前回に続き株式会社リバーズエコに何が起きていたのか?という続きです。
この数日、言葉を選んでみて書いては消しを繰り返していました。
実際に起きていた内容があまりに人道に反するため、ここで改めて文字にすることに大きな躊躇いがあったからです。もしかしたら全く別のところで類似の被害に遭った方がいるかもしれない。そのためものすごく言葉を濁して投稿することとさせていただきました。

オンライン上で大きく下がるモラルの一線

これ自体は長く問われている問題ですね。
現実の自分と切り離された環境(アカウントと言い換えてよいかと思います)で、人は普段見せることのない攻撃性と醜さを露呈します。
その加虐性が産むネット上の誹謗中傷により命を手放す方のニュースを耳にした方も多いでしょう。

「たかがネットの書き込みくらいで大げさじゃない?」
ですが顔も見えない相手に、事実無根の内容を囃し立てて誹謗中傷される恐ろしさを考えてみてください。
相手が何人いるかもわからない・素性もわからない。普通の人ならば思いつかないような悪質性の高い嫌がらせが、無数の刃となって自分を切り刻みに来るのです。

「火の無いところに煙はたたない」「身に覚えがないなら堂々としていればいい」は暴論

私は上の2つ言葉が嫌いです。
火のないところに火炎瓶投げつけて付け火するのは人間くらいです。
身に覚えがなくても、手段を選ばず振りまかれる中傷は"うっかり信じてしまう人"を作ります。
現実社会の中でお互いの顔を見られる範囲の人であればまだ良いでしょう。しかしネットは違う。ネットだからこそ、これが怖い。
誤った情報を信じてしまう→信じた誹謗中傷を拡散する→誤った情報を信じてしまう人が出る…この無限ループです。人は一次情報を信じがちです。後で正しい情報を知ったとしても「自分が最初に聞いた話(※ここがポイント)と違う」と頑なになりがちです。
一次情報をもたらした人は、後から正しい情報をもたらした人よりも身近な(または身近に感じている)相手であることが多いからです。

いやがらせを超える犯罪行為

そのうえで、まだ自身のみであれば人によっては耐えられるでしょう。
ですがこれが家族や友人など、大切な人をターゲットにしてきたら?
攻撃したいからという理由で現実にこれをやる人がいます。
これが実行されたときに生まれるのは、性質の異なる恐怖です。

近年ではストーカーは犯罪行為と司法でも判断されています。
そこに重ねて現実生活よりも相手に関する情報のなさが付きまとうのが、オンライン。これがどれほど人の精神を削るものか、読んでくれているあなたには想像できるでしょうか?
思いつかない方は「見知らぬ人からストーカーされているた自分」をイメージしてください。
顔も知らないストーカーが、連日自分宛に後払いの送り付けをしてきたら?仕事で家にいないから問題ない?いいえ、職場にも連日無数に届くのです。
仕事中に無数に非通知電話の着信がある。営業職の方ならご理解いただけると思いますが、取引先の都合などで非通知での着信を拒否できない環境はたくさんありますよね。
そんな状況を「いやがらせ」で済ませてよいのでしょうか?
私ははっきりと「犯罪行為である」と言いたい。

第三者である私が具体的な説明を避ける理由

冒頭に書いた通り「内容があまりに人道に反するため」です。
当初、私の表現で新しい誤解を生まないように株式会社リバーズエコ様の状況をお知らせくださるライブ動画なりを埋め込もうかと思っていました。が、改めて視聴していただけでも余りに手法が悪質過ぎること、他人への加害性を満たそうとする意識が強すぎる行動に「無理だ」と思いました。
せめてもの情報共有のために、赤木レイアさんの動画のお力を借りたいと思います。

※動画内ででているYouTuberのお名前=いやがらせ行為が始まるきっかけとなるトラブルのお相手です

上の赤木レイアさんの動画(各3分程度のものをピックアップさせていただきました)は、どちらも1年ほど前に投稿されたものです。
今は終息したのか?と言われればNOです。むしろ新しく見えてきた情報がさらに粘度の高い悪意となっている状態です。


今回はここまでといたします。
お目通しくださった方へ、心より御礼申し上げます。


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