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ぴちぴちピッチを再読するアラサー

私の幼女時代を彩る三大少女コミックス or アニメといえば、

  1. 東京ミュウミュウ

  2. 満月を探して

  3. ぴちぴちピッチ

で間違いない。私の根幹はこの3作品に作られたと言っても過言では無いほどに影響を受けた私。特に東京ミュウミュウや種村有菜先生作品はオタク特有の早口で今でも場を冷ますほどには語り散らかせる程には好き。
東京ミュウミュウのいちごが着てた様な制服をいつかは着られると思っていたし、死神や人魚はどこかにいると思っていた。なんなら人魚にはなりたかったくらいですからね。笑
女の子はみんなかわいくて、かわいくなれて、いつかこんな運命的な恋をして、そして絶対幸せになれる。それが女の子の幸せ!みたいな憧れを持っていた。

さて、私の幼女時代は良いとして、何を思ったか先日「ぴちぴちピッチ」を再読した。

きっかけは、多分整形アイドル轟ちゃんさん。
ミルモでポン!の話を少しされていた時に、ミルモでポン!懐かしい〜この頃のアニメめっちゃ見てたな〜ぴちぴちピッチとかあったな〜、からの、

あれ、そう言えばどんな話だった??

現代はなんと便利なことか。
G○ogle[ぴちぴちピッチ 試し読み]
で検索したらすぐに1巻の冒頭が読めるではないか。
そして途中まで読んだ私。

モットヨミタイ!ツヅキキニナル!

そんなこんな電子書籍デビューを飾った訳だったが、気づいたら7巻揃っていた(先日の貯金記事を思い出せ)
いや今更だけど電子書籍って便利なんですね。Apple Payで決済できてしまったせいで気づいたらカートに入れちゃってて。
私はコミックスは紙派!揃った背表紙に満足を覚えたい派!という超古典派だが、この便利さには白旗ものだった←誰
場所も取らないし、「懐かしい、ちょっと読みたいな(でも買うほどじゃないな)」という大人のニーズをよくわかっている。
売れない、というのが1つデメリットかもしれないが、紙のコミックスで高く売れるなんて稀なので、どうせ50円とかが関の山。

再読して改めて思ったけど、やっぱり、なんと言っても絵がかわいい
電子だと渾身の見開き絵が半分ずつしか読めなくて非常に残念だが、同じく見開きの扉絵もまあかわいいこと。私が小学生の時に好きだったTHE 少女漫画と言う感じで非常に懐かしくノスタルジックな気持ちになっちゃうね…
母はぴちぴちピッチや種村有菜先生の様な大きな瞳系少女漫画+ちょっとエッチな要素があったりなかったり、は好まなかったので、読ませてもらえず、図書館へ行ってこっそり購読していたのが懐かしい。
いやあ、波音のマーメイドめちゃ可愛い。この「ああ懐かしいかわいい」と言う感情だけでなんだかとっても満足感が凄い。買った甲斐があったというもの。
そして海斗全然好みではないんだが、少女漫画の王道の相手役って感じが非常に良い。ちょっとお調子者でイケメンサーファーの卵だけど、ちょっと心に影もあり、実際には主人公を一番大切に想っている…っていうパーフェクトっぷりである。清々しい。

肝心の話の展開としては、「ん??なんでそんな話進んだ?」という様なサクサクすぎる急展開もあったり、敵現れる→歌う→敵退散する→やったね☆というお決まりの流れが基本軸なので、ちょっと飽きが来ることもあるが、凡そ6巻分なので全然OK

なんなら読み返して驚いたのは、るちあたちが14歳という設定!ちょっとあなたたち…中学生なの…?と思うシーンは数知れず。海の家でのバイトもう然り、そもそも中学生には見えないというのもあるし、「あれあれ、これって事後…?」みたいな小中学生女子にはやや刺激の強いシーンもあり(笑)、28歳のアラサーはたまげてしまった。まあこれは母も読ませたくなかろうて。
せめて17歳でも良かったって。
いやもうファンタジーの世界だからこういうツッコミも不要ですね失敬失敬

しかしながら正直7巻は買わなくてよかった←
私が読みたいのはぴちぴちピッチ本編であって、特段のエクストラエピソードは求めていなかったから。加えて花森ぴんく先生の別作品が太宗を占めるので、ぴちぴちピッチ7巻(最終巻)とは言え、全然ぴちぴちピッチじゃないやん!と思ってしまった…いや商品説明や先人たちのレビューを読めばよかったんですよね。はい。反省。

因みにぴちぴちピッチの愛称が”ぴっち”であることも先日知った笑

更に言えばぴちぴちピッチAquaという続編?の様なコミックスも出ているらしいが、表紙の画がまるで違っていて驚いてしまったので、レビューを読むと私の様なぴっち世代が悲しい気持ちを綴っていたので、そっと試し読むのを辞めた。

ちらっとアニメの「大事な宝箱」も聞いてみたが、覚えてるもんだ…自分の記憶力にちょっと感動してしまった1日だった。

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