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国際子どもの図書館と、女流画家協会展へ。

  平日の上野へ、動物園の裏側を通って、東京藝術大学から「国際こどもの図書館」へ。やっとここへ訪れる事ができました、展示会・詩と伝説の国「イランの子どもの本」を観る。あまり観る機会のないイランの絵本が沢山、別館の資料室では、美しい装幀の本をいくつも手に取って観る事が出来ました。

  デザインではアールデコ調のもの、宗教画のようで、装飾的なものが気になりました。ペルシャ絨毯や織物、イランの女性の民族衣装など。中を開くと本のタイトルよりも先に、神様を讃える言葉が書かれていたりと文化の違いも興味深いです。

  絵本が大切に保存されている子どものための特別な図書館。建物は1906年建設の旧帝国図書館の庁舎を利用、ルネサンス様式を取り入れた明治期洋風建築〜との事で、我がふるさと北九州市の重要文化財・門司港駅の駅舎の様なのでした。ますます好み〜贅沢な空間!本が好きなので、調べものを口実にちょくちょく来たいと思います。(イランの絵本、1冊めちゃ素敵な装幀の本があって欲しかったなぁ!)

  芸大もまた探検に行きますよ。

  それから「女流画家協会展」へ、東京都美術館にて。花や果実、風景の絵がいいなと思う。大きな作品が並ぶ、普段小さなコマ割りの世界で紙にコツコツと描いている自分なので、あんなに大きな絵の制作は大変だなぁと思う。でも完成した時の達成感も大きいでしょうね。年齢と共に少しずつ変わる興味やモチーフ、わたしよりもずっと年上の作家さん、母親よりも年上の、女性の先輩たちはどんな絵を描くのかー、気持ちの「移り変わり」を興味深く拝見しました。アトリエの作家さんから何年も前からお誘いいただいて、やっとこちらまで伺うことが出来ました。力作ぞろいの展覧会、皆さんパワフルで素晴らしかったです。

  同時開催中の「クリムト展」を観る余裕はなかったです、混み合っていました。上野でした◎^^

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