2月1日
起きた瞬間からだるかった。

体調がすこぶる悪い、というわけでもない。
ただ何となく起きたくない。
バイトに行きたくない。
ずっと布団の中にいたい。
ただそれだけ。

体を起こそうと努力は試みた。しかし、一向に起き上がれる気がしない(気力的な面で)。
こいつぁダメだ。働けねぇ。
そこで、バイト先のシフト担当の方に電話で休みをいただきたい旨を伝えた。
あくまで仮病なので、ブリッジをしながら電話して苦しそうな体調をアピール。働けねえくせにブリッジする元気はあるのな……。

無駄に先方に心配させてしまったが、とりあえず休みは得ることができた。
布団の中でぐうたらしつつも、徐々に罪悪感が襲ってくる。
まともに働きもせず、私は何をやっているんだ。
うなされて仕方がなかったので、どうにか発散するために文章を書いた。
どっかのサイトで連載しようと企んでいる小説の続きと、『文章の仕事がほしい！』というずっと抱えている欲望を晒す文章。

書いていたら、なんとなく罪悪感は消えた。
いや、それじゃダメなんだけどね。
自分の頬を叩き、明日自宅に来る友人を招くために部屋を掃除しつつ、さらに文章を書くことにした。