本棚は趣味モロバレするから仲良くならないと見せられないよね

一人暮らしをするための引越しの際、一番運ぶのが大変だったのは本棚の本たちだった。
約200冊。
その中で漫画は110冊ほどを占めていた。

100冊超えって大層所持しているように感じてしまうが、そういうわけではない。
少し考えてみてほしい。大人気漫画『ワンピース』は現在91巻まで発売されている。『あさりちゃん』に関しては、全巻所持しているだけで自宅に漫画が100冊あることになる。
このように、『好きで読み続けている漫画がご長寿連載』パターンがある。
そう、私はいろんな漫画を持っているわけではない。好きな漫画が超大作なのだ。
その証拠に、持っている漫画は全て10巻以上刊行されている。ちなみに、所持している中で一番長い漫画は、『さよなら絶望先生』の全30巻である。

先ほどの言い分では「別に漫画は好きではない」と勘違いされてしまいそうだが、そういうわけではない。漫画は大好きなのだ。
ただ、漫画雑誌を読まないタイプなので、新しい作品に手を出すチャンスが少ない。
そんな私が新しい作品に手を出すきっかけは、もっぱら『本屋の無料試し読み』『ジャケ買い』である。
前者は確実である。だって、それこそ本屋のおすすめだから。なんなら出版社のプッシュ作品なわけだから。プロの目に間違いはない、したがって立ち読みでピンときた作品には存分に乗っかって良し。
後者は博打感があるが、この選び方が私は結構気に入っている。結局、漫画に絵の好みはつきもの。「うわこの絵好き!」とビビビとくるものに間違いないのだ。私はこれで『鬼灯の冷徹』という漫画と出会えた。結果、この漫画は現在バリバリ連載され続けており現在発行巻数は24巻、アニメ化されたりイベントが行われたり、たくさんの読者に愛される名作だったわけなので、私の目はなかなかいいセンスがあったことになる。
というか、なってほしい。
なって『漫画好き』としての自信が欲しい。

と、漫画についてつらつら書いていたら、本棚が気になって仕方なくなってきた。
今夜は布団の中で漫画を1巻から読み進めることになりそうだ。
そういえば、試験前に『最近読んでなかった漫画を1巻から読んでしまう』あの現象、名前はあるのかしら?

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