ありがたや

8月16日
自宅療養3日目。もう咳も何もない。無敵。

無敵なので、新宿の本社で来週同行するイベントの打ち合わせに出向いた。相変わらず三丁目駅E1出口は使い物になっていなくて悲しかった。あそこが一番近道なのになぁ。
イベントの打ち合わせ、と言っても私は所詮同行するだけのスタッフなので、行程説明を確認するくらいだった。あとは愛想よく笑うだけ。大丈夫、それは特技だ。
幸い、今度ご一緒する社員さんもタレントさんも優しい方しかいないので、意識せずとも笑顔を作れそうだ。

打ち合わせ終わり、新宿駅で同期の映像作家と合流し、中央特快に乗り込んだ。本日の外出の目的『厄祓い』のためだ。

まず向かったのは阿佐ヶ谷駅ほど近くにある『阿佐ヶ谷神明宮』。なんでも、日本で唯一八難除けができるという。同期は最近運や体調の巡りが良くないと感じていたらしい。私は私でこの根底に根付くネガティブな性格を少しでも軽くして夢の成就に専念したいところだ。
八難除けの申し込みをする際に、厄除け内容と願い事を決めるのだが、そこで生年月日を伝えると
「あ、前厄ですね」
と言われた。そうか、私前厄だったのか。今日言われなかったら絶対気がつかず年越してた。ナイスタイミングでその事実に気がつき、無事厄除けと精神の健康をお願いすることができた。明日はいただいたお札などを祀る神棚を作ろう。素敵なお守りも手に入れることができて良かったなぁ。

その後、場所を鶯谷へ移し、『小野照崎神社』へ参った。
この神社、平安時代の実在の人物・小野篁氏を祀った神社で、漢詩、和歌、書道、絵画等、多彩なる感性で平安文化を支えた『芸能の神』であり、圧倒的な行動力とその手腕から『仕事の神』として信仰されているそうな。
物書き志望の私も駆け出しの映像作家の彼女も、エンタメの世界で生き抜くために頑張っているクリエイター。この神社の御祭神は、めちゃくちゃお願い事を伝えたい神様だったのだ。
お参りをし、私は絵馬を書くことにした。願いを記し、絵馬掛けに紐でくくり、「まじで売れたいです……」と再度強く願って神社を後にした。
神頼みをするところまで完璧なんだ。後はそれに見合った努力をするだけだ。

渋谷に向かった我々は、夕食に『しゃぶ葉』へ。しゃぶ葉はすごい。肉も寿司も食べれる。その上自分でソフトクリームも作れるし、ワッフルも作れる。なんだこれ、デブが最後に見る夢か?
そんな『好きな食べ物が一気に食えるワンダーランド』で、私は最初冷やし茶漬けを食べた。通常運行すぎる。彼女には
「食べ放題で初手・茶漬けは見たことない」
と言われた。私も初めてやったよ。
プリプリでジューシーなしゃぶしゃぶは大変美味しく、「これは無限。無限に食べれるやつだわ」などとのたまわったが、持ち前の早食いと初手の茶漬けがのちに響き、普通に有限だった。でも美味しかったから良いんだ。

厄祓いと祈祷をして売れるための準備を整えた!

明日もバリバリ書くぞ〜〜

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