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「心配」という名の優しさが、可能性を奪い去る

今日から育休復帰を果たし、ワーママ1年生になった会社の同期から、LINEが来た。

「今日が復帰初日だったんだけど、みんなから心配されて…私って子どもを長い時間預けて働いて、ひどい母親なのかなって思っちゃった。」

彼女はフルタイム(残業無し)で復帰することにしたのだけど、職場で会う人会う人みんなから「フルタイムなんて大丈夫?」と心配されたらしいのだ。

その「心配」は、純粋な優しさから来たのかもしれない。

だけど、その優しさが逆に、「子どもを長い時間預けて働くひどい母親なのではないか?」と、彼女のやる気を奪い去ってしまったのだった。

・「心配」は成長の敵

今回のケースはまさに、「心配」は成長の敵であることを端的に示していると思う。

育児に例えてみるならば、こんな感じだろうか?

・ケガをしたら危ないから挑戦させない
・事故にあったら大変だから外出させない
・教育に悪影響だからテレビもネットも一切見せない

「そんな極端な!」と思うかもしれないけど、これら全部が「心配」する気持ちから来ている。

子どもには健やかに育ってほしいという、愛があるからこそなんだけど…

その優しさが、「失敗して学ぶ」という貴重な成長の場を、奪うことになる。

心配は成長の敵、なのだ。

・相手を想うなら、可能性を奪わないこと

私に連絡をくれた同期とは、娘ちゃんと一緒に何回か遊んだこともある。彼女が愛情深い優しいママであることは、私も重々感じている。

そして、努力家で英語も堪能で、優秀だ。仕事にフルタイムで復帰してキャリアを積めば、大きく社会貢献してくれるに違いない。

それなのに、周囲は「心配」することで、彼女の可能性を奪っている。

心底、彼女のことを想うのであれば、可能性を奪わないでほしいと、切に思う。

「フルタイムで復帰したんだね!応援してるよ!協力できることがあれば、気軽に言ってね!」

と、周囲から声を掛けてもらえたら、どれだけ救われるか。どれだけ頑張れるか。

もし、周囲でワーママがいたり、育休復帰する予定のママがいる人は、ぜひとも「心配」はしないでほしい。

相手を想うなら、そっと見守って、応援しよう。

あーこれって、子育ても何もかも、みんな同じだなぁー。

私も子どもたちを「心配」して、可能性を奪わないようにしよう。(自戒)

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