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前世はラテンアメリカ人

こんにちは。
よく晴れた月曜日。あ〜いい気持ち。
note、ずっと頭の片隅にはあって、「あ、このこと書きたいな」と思いつきはするものの、新しい展示会が始まったりなんやで、少しバタバタしていました。
今日は月曜日なのでのんびり。
それでもrepairのお二人のことを知っている方が多いため、平日ながらちらほらと朝からご来店くださっていました。

今の展覧会、絵と言葉のユニットrepairさんです

今、お昼時なのか少し落ち着いたので、ほっと一息、珈琲を淹れて飲むところです。休憩がてら、こないだの休みのことを。

先日、大阪の万博記念公園にある国立民俗学博物館(通称、みんぱく)へ、特別展を観に行きました。

「ラテンアメリカの民衆芸術」
これから観にいくよ、って方は、ネタバレになるので読まないでくださいね。

まぁ、なんと、素晴らしかったこと!

元々、メキシコ民芸品とか、籠とか布とか、自然素材の民芸品や実用品、ちょっと歪な絵とかが大好物で、なんでか惹かれるんですよね〜。
今回の特別展も、告知を観てから絶対行くぞ!と決め込んでいました。
博物館などには珍しく、この展示だけ「水曜定休」・・・自店と被っているではないか・・・!
というわけで、行ける日がここしかなかったので、前々から予定して開けておりました。それくらい行きたかった!

ごく一部の写真を載せておきますね。

儀式で使うお面たち
絵付された鳥型の瓢箪
陶器のバカデカい置き物、ギャルい
コジコジに出てきそう

あぁなんと愛おしい子たち。
興奮して、一人でニヤニヤ、ブツブツ。「やばぁ、かっこい、かわい、すげぇ」って言いながら観て回りました。
最後にあったキャプションにグッときたので。

大学時代、「文化共生学専修」という、一見なんのこっちゃ?な名前がつけられた専修に属していまして、要は、何でもかんでも、文化にまつわることならOKなゼミで、そういういろんな文化を比較したり研究したりしながら、「みんなで一緒に生きていこうや〜」という共通認識を持った(私の認識では)チーム?でした。
J-POPの歌詞から日本の文化を調べている子もいたし、ヨーロッパの文化、世界の民族のことを調べている人もいたし、私はその当時「ジェンダー」「性差」とかに興味があって、ファッション誌と絡めて色々調べたり楽しく学んでいました。

その礎(大袈裟)があってなのかなんなのか、ずっとずっと、さまざまな人々の文化、暮らし、そこで生まれる民藝、芸術作品、実用品、道具…そういうものにずっと興味があるみたい。
今回の展示で改めてそういったことに気がつきました。

今お店でさまざまな作家さんの作品展をさせていただいているのですが、思えばそれも、作品を通して、その作家さんがどんなことを考えているのか、どんなふうな人にそれが届くのか?みたいなのを実験的実践的に目の当たりできていることが楽しいのかもしれないなぁって。

この日も相変わらずかっこよかった

お店を始めるときに、「どんなお店をしたいか?」って考えていた中で、抽象的ではありますが、「共生」を一つのテーマみたいに掲げていました。
それを直訳した英語を店名の候補に入れていたほど・・。(今思えばそんな堅苦しい名前にしなくてよかった!笑)

私自身への戒めでもあります。
いろんな考えや暮らし、生きていき方、心地よいところがそれぞれにあって、それを自分とは違う、という理由で頭ごなしに否定したり、間違ったことのように相手へ伝えたり、自分のそれを押し付けるのは良くない。って頭では分かっていながら、私はまだまだ無意識的に「普通はさ〜」とか、「私だったらそんなことしないのになんで!」とか、、、自分本位で考えてしまうところがあって。


解り合えなくてもいいから、平和に一緒に生きていたい。
そのために、知ろうとすることをやめたくない。

それの一環なのかもしれません。お店をやっているのもまた。

ううーん。語り尽くせないですね。
haloのnoteって、ゆるい系じゃなかったっけ〜???あれ〜?

とか思いながら。
興味ある人は、またこんな話も一緒にできたら嬉しいです(ニヤニヤ)

唐突ですが、今日はここまで!
また書きますね。
いい気候の日が続きます。
選挙のことには悶々としますが・・・健やかにいきましょ〜☻

halo
さきこ

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