2020年8月22日(土)

朝、早起きして月日へ行く。

昨日友人から聞いた知り合いの言動に対して怒りが収まらない。しかし私的な怒りをそのままぶつけても友人も迷惑するので、今後の行動について考える。

4月から始めた日記は自粛中に見つけたリズムではどうにも続かなくなっていて、伴侶や同居人だけではない人とのつながりで起きたイレギュラーな感情(特に困惑したり怒ったりしていること)も含めて文章に定期的につける方法を模索したい。
日記の文章を読むこと自体はどんどん楽しくおもしろくなっている。
元来とにかくだらしなくて忘れっぽい性格なので、続けたい意欲とみんなと足並みを揃えることを思うと途端に色々できなくなる傾向をどううまくもっていくかいろいろやってみようと思う。

開店準備中、外に出す白い合皮の椅子に血が少しついていて、経血かなと思い掃除しているとふと高校の研修旅行(修学旅行のほぼ現地の学校で過ごすバージョン、イギリスに行った)で生理が来てしまい夕食をとったロンドンのレストランで待合室みたいなところの白い合皮の椅子を汚してしまったことを思い出した。予想よりだいぶ早く生理が来た驚きと、服や椅子を汚してしまった焦りと、血を誰かに見られるかもという焦りで泣きそうになったのを覚えている。一瞬迷ってそのままトイレに行き、応急処置をして血を拭くために少し濡らしたペーパーナプキンと乾いたものを持って戻るとみんなもう食事をするテーブルに移っていて、椅子の血は跡形もなく拭き取られていた。恥ずかしすぎて確かめていないけど、隣で一緒に待っていた男子が拭いてくれたのか、ウェイターに話すかしてくれたのだと思う。からかってきそうな人からや気遣ってくれそうな人からなんの言葉もかけられなかったから、どうやったのかわからないけど、彼が騒ぎになる前に処理してくれたのだと思う。

なのに彼が誰だったか思い出せない。気付いたのかな、でもお礼もできないなという自分の気まずい感情だけを鮮明に覚えていて、椅子を片付けながら我ながら恩知らずだなあと思った。本当にありがとう。

家に帰っても昨日聞いた友人が被った被害をすぐ解決できない状況や自分に打てる手の少なさ、構造にまで怒りが飛び火して、ぐったりしてなかなか食事しようとしないので、伴侶が素麺を湯がいてくれた。

食べて少し眠る。

起きてきてカレーを作って食べる。
もやしとわかめのお味噌汁と茹でたまご。

月日会の読書会に聴講で参加する。
とてもおもしろかったし楽しかった。



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