2023年
あっという間に2023年が終わろうとしています。
12月16日の「エアスイミング」を振り返ることもまだできていないのですが…
今年は(今年も)嬉しいことも悲しいことも大笑いすることも、震えるほど憤ることも、涙が出るほど大切で愛しい瞬間もたくさんありました。
人生の中で大切な作品がまた増えました。
出演したものも、サポートで参加した現場も、客席で観たものも。
演技をすることでの自分の未熟さと、ここまで続けてこられたことで確かに積み重ねてきたことの気づきがありました。
稽古場の安全性と同時に創作に参加する人たちに責任と勇気を持って挑戦してもらうためにどうしていくのがベストなのか仲間と重ねてきた対話が身を結んだ年でもありました。
創作の行程で名前のつかない作業や表に出てこないケアの仕事は、作品のクレジットでは決して筆頭にくることはないけど、それが大切で必要だと信じてくれる人たちのおかげで続けることができました。感謝します。
12月にたくさんの出来事がありました。
オープンから続けて働く日記屋月日主催の日記祭、先述したもゆるさんかく企画公演「エアスイミング」、自分の中で父性の象徴のような祖父の他界…。心の置き場を探している最中のような心地が続いています。
平和のためにできること、目の前や、足元から、自分が少しの勇気をもってやれば後ろを歩く人に残さずに済むことをやること。
大きな声で笑うこと。泣くこと。
季節を味わうこと。
おいしいものを楽しむこと。
本気でいること。
すぐにくよくよしちゃうのですが、楽しみなこともたくさんある。
もっとかしこくなりたいし、もっとやさしくなりたい。
またみなさまと会えるようにがんばります!
2024年もよろしくお願いします!
稲松遥
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