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世田谷の自宅売却<5>

箱根、仙石原の別荘も手放さなきゃいけないのに、自宅もこんな状態だから大変です。

新パートナー

新しい、売却を手伝ってくれるパートナー、Tさんに、いままでの経緯、家族の状況を改めて詳しく話しました。
そしてさっそく、外観写真を撮り、内部の写真は私が撮ってA社に渡した写真を流用し、B社のサイトに載せていただきました。

■ 本物件は、建築基準法上の道路に2m以上の間口で接していないため、原則として建物の建築・増築・改築はできません。
  建築審査会の同意を得て建築基準法43条2項2号の許可を受けた場合には、建築物の建築・増築・改築が可能となります。

という但し書きが付き、
今度の売出し金額はA社のときのほぼ半額です。

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反応

掲載から3日目に、早くも内見希望者が現れました。
このTさんは、「買い主からの内見希望があっても、本気で買いたい意思のある人だけ内見しましょう。冷やかしも多いので時間の無駄になりますから」。と言っていた上での希望者なので、期待します。
この内見希望者は、ローンを組まず、キャッシュで支払いが可能とのこと。
そういう余裕のある人にとっては、めちゃ安い物件だと思います。
内見の予約が決まり、家の中の見栄えをよくするために動くことになりました。

問い合わせ

その翌日、また新たに興味がある人が現れたようで、まずは問い合わせが・・
「この2世帯の光熱費は、一括なのか、世帯別なのか教えてほしい」とTさんからメール。
で、建てたときから別の請求にしていたので、そのように回答。

その翌日に、また問い合わせが・・
「門灯や外の水道の請求はどちらの世帯に?」
Tさんの説明によると、この方もキャッシュで買うことができ、上を住居に、下を事務所用に賃貸しとして考えているとのこと。

そして、この2件目の問い合わせの方も、内見を希望され、日時も決まりました。
掃除しなくちゃ。

と、前日になり、土曜日内見を予定されてた方が、金曜日の1件目の30分前に変更したいと・・
こちらが1件目となりました。
30分で終わるかな1件目。

内見1件目

金曜日午後、13:30
Tさんが男性一人連れて訪れました。
50代、優しそうな、でも仕事できそうな感じの方。
まずは下の世帯を案内。
リビング、和室、寝室をまわって、キッチンへ。

キッチンは親が使っていて、両親とも入院してから使っていないから、10年以上放置していて、妻が退院して住むようになってから、かんたんに掃除専門屋さんにきれいにしてもらってた。
それでも、コンロは五徳はないし、壁は油で染まっている。
リビングとは幅半間の空間でつながっている。

なのに、「きれいですね〜」と言ってくれた。
話しながら案内していると、最初は上に住むと言っていたけど、「下に住もうかと思っている」とのこと。

次に上の世帯(2階)を案内。
思っていたように、高い天井と広い空間に驚いていた。

キッチンに案内したあとで、「実は猫が1匹いるので、キッチンが気になるのですよ。うちの猫は火を怖がらないので、料理しているときはキッチンから締め出さないと危ないのです。この2階のキッチンは間仕切りするのは大変そう」とのこと。

下のキッチンはリビングとの間をドアつけるだけでいけそうだなぁ。と。
まあ、感触は悪くない。あとでTさんに聞いてみよう。

内見2件目

14:00
約束の2時を過ぎて、ご夫婦で来られた。
Yさんではなく、部下の人が連れてきた。
年齢的には1件目の方と同じか、やや上。

早期退職を受け入れたくらいの年齢ではないだろうか?
だって、キャッシュで数千万円出すくらいだから(いい加減な推測)

このご夫婦も同じように案内し、1件目と同じように2回の天井と広さに驚いていた。
ベランダの窓をフルオープンして見せたら、外の静けさにも驚いた。

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とても細かく見られて、エアコンを交換するのか、その配管を気にされていたのは、いまの家でのエアコン事情に問題あるからなのか。
犬が3匹同居らしい。

そして、案内後、お別れしてから外観についてYさんの部下といろいろ話をしていた。真剣で気に入ってくれたことは毎違いないと思う。
大学生のお子さんがいるようだけど、3名でこの家は大きすぎるから、下世帯を賃貸しにするつもりかもしれない。

うちは、上世帯と下世帯はドア1枚でつながっているだけで、電気水道ガスもそれぞれに分けてあるから、どちらかを賃貸にするにしても、そのドアを埋めてしまえば簡単なのです。

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内見の結果・・

その翌日・・に結果が出るわけもなく、Tさんから状況の報告がありました。
1件目の内見者は、奥さんと相談中。
この2世帯の上に住むか、下に住むかを検討しているとのこと。
もう一度(多分奥さんと)内見したいとも話しているらしい。

2件目の内見者も、真剣に検討中。
この家を投資目的で購入検討とのこと。リフォームにいくらかかりそうか計算しているとTさんが話していた。
すでに何軒か不動産投資で所有しているらしい。
そうか、投資目的で、うちのような2世帯を分けて貸し出すというのはいいアイデアだと思う。
それなら安いな。自分でやりたい。(新居のための自己資金さえあったら)

1週間経って

木曜日夕方
Tさんから電話が・・
火曜水曜は会社が休みだったので、そろそろ何か動きがあったかな、と思っていたところです。
「世田谷区に問い合わせていた、接道1.8mで建築許可出るかどうかという件、問題なく建てられると返事きました」
わーい!!

「これで売りやすくなりました」とTさん。
先日の内見に来た2組の件は?と尋ねると、
「1件目はちょっと厳しいという返事、2件目はまだ返事こないので、リフォームの見積もり取っているのでしょうね。探りを入れてみます」ということでした。

つづく


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