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2023.7.15 四星球 まさやん加入20周年記念ワンマン


四星球 まさやん加入20周年記念ワンマン「段ボールでいつかはデカイ城を築く」@大阪城音楽堂


昼すぎまで仕事して、爆速で森ノ宮へ向かったぜ!
自転車で行くのを諦めるくらいの暑さ。今日はめちゃくちゃU太さん側だったので、いつまで経っても日が沈まない。

開演前に田口さんからの注意事項やご連絡(楽屋のビールがサントリーだとか)があってwオンタイムでライブが始まった。やすおくんはまさやん側の、お城の段ボールが飾られていたトイレ上から登場。
「やったことないことやりたくて。この場所で2時間半ライブしたろかなと思ったんですけど。許可おりませんでした。でもそこは四星球やから、1曲くらいはここでやります」みたいな話から、クラーク博士と僕へ。お城が半分に割れて他のメンバーも出てきた。しかし機材は当然載せれないのでカラオケでした。

クラーク歌いながらステージに戻ってきて、そのままUMA WITH A MISSIONへ。馬が立ち上がるの世界一速くてめっちゃワロタ。

鋼鉄の段ボーラーまさゆきでは、「今日はめでたいので金色にしました!」と、金色のまさゆき↓を背負うまさやん。

「みんなが思ってるか分からんけど、僕が思ってること言っていい?君の思うお城って洋風なん??ここ大阪城やのに?」とツッコまれ、まさやんは「ほんならライブ中にお城作ったるわ!」と宣言。どうやら”段ボールでいつかはデカい城を築く”をライブ中にやるらしい。まさやんリスペクトの演出だった。

「こないだ日比谷でもやったんですけど、この曲日比谷で完成したんですよ」でふざけてナイトへ。さらに「ほんまにやらんでいいことなんですけど、このバット持って10回まわってからふざけてナイトやります。リハーサルでもやったんですけど、めちゃくちゃキツイんですよ」という話から、何故かグルグルバットして曲やろうとする。しかもそもそも楽器まで移動できなくて、楽器の近くでもっかいやろうってなったから、結局20回くらい回ってますけどw

「日比谷でやった時と違う曲やりたくて、ここから10曲くらいは違う曲です!」でトレジャーハンターへ。
「いつも大阪で年越ししてるんですけど、こないだは出れなかったんですよ。その分の、大晦日っぽい曲を」でワンハンドレッドエイトビート。やすおくんの悪魔めっちゃ久しぶりに聞いた。「やすおの心の隙から入ってきた」という悪魔さんに「やすお、ライブ中に隙があるん!?」というツッコミが入って笑った。

新曲はじめて聞いた!みんながイマジナリー風船をがんばって運んでるのほっこりしましたw

言うてますけどもで、せっかくなのでまさやんとの思い出を、と話し始めたやすおくん。「姫路出身で。姫路でライブあったときはよく泊めてもらったんです。で、朝ごはんも作ってくれて。僕らもその頃20代やから、朝もめちゃくちゃ食べるんですよね。で、お母さんがご飯どれくらいの量いる?っていうのを”どんくらい?”って聞くんですね。それが”Don’t cry”に聞こえた。それが1番覚えてることです」って言ってて爆笑。「え、それ!?それオカンの思い出やん」とまさやん。

「今日はバンドマンとかもいっぱい見に来てるんですよ。あ、とか!」って、やすおくんも「とか」を言ってしまったの気付いてなかったりw
クラークの歌い出し歌って、客席が一瞬盛り上がったけど、「とか!」だったり。言うてますけどもは1曲にたくさんの四星球らしさが詰まっててめちゃくちゃ好きです。

そんで更に悪魔が今度はまさやんに乗り移ってwまさやんが悪魔ボイスやってるのなんか笑った。ご乱心な悪魔がまさやんの作った小道具をカッターで切っていくっていうので。キーボードの鍵盤の所と、やすおくんの髪の毛の所が、大阪城を作るのに使えるなっていうことに。

「バラードなのでよければ座って聞いてください」と始まったフューちゃんからのドロ舟が熱かった。
モスキートの後は、「城の上の方はできたけど、石垣の所は難しいなぁ。誰か手伝ってくれないかなぁ」ってまさやんが言ってたら、ちょんまげマンが登場w
セトリにはちょんまげマンのテーマと記載していますが、正しい曲名は知らないのでノリで書いただけですwちょんまげマンが「簡単だよ!紙とペンを客席に回して、みんなに〇を書いてもらったらいいんだよ!裏にちょうどいい紙があったよ!」と石垣の背景的なやつを持ってきた。「それUFOのやつや!」ってまさやんに怒られてたけどw

客席のみんなが〇を書いている間はやすおくんとU太くんが喋ったりして、実質休憩時間に。しかし思いのほか時間かかって、「はよせえ!」とか言われてた。その間にまさやんとU太さんのお母さんの所に、まさやんがマイク持って行ったりしてw
最終的にめっちゃ時間かかって石垣が完成。完成品を見たやすおくんが「〇だけにせえって言うたやろ!カービィとか書くな!」とご立腹でしたw

でも設置された石垣は遠くから見たらめちゃくちゃすごくて。客席からも思わず「おぉー」の声が。デカい城を築く、っていうのを私たちにも手伝わせてくれる、そんなやすおくんの粋な演出でした。

「段ボールで小道具とかを作る時間をギターの練習に使ってたら、ボーカルがちゃんと歌わない時に歌ったりする時間をギターに使ってたら。彼はもしかしたら日本を代表するギタリストになっていたかもしれません。そんな彼の渾身のギターを」みたいな話からのからのコスモ。
さっきちょんまげマンがUFOを切って石垣を作ったから、宇宙人が持ってきたのは切られて端切れみたいになったUFOwみんなでぐるっとミステリーサークルもやったよ。

薬草は何度聴いてもグッとくる。四星球は、たくさんの約束を私たちと交わしてくれたし、それを破ったことは1度たりともない。コロナの時に「また会える。いつかは、声を出せない今ことを笑い話にしよう」と言っていたこと思い出した。

「コロナでできひんかったことやりたくて!次の曲でお客さんステージ上がってきて!」とやすおくん。「別にステージに上げることをやりたいわけじゃないけど、コロナの時はできひんかったことやりたい」と。人数制限があると言ってたけどめちゃくちゃ上がってたでwこんなに人おったんかいと思ったわ。そこだけ客席からの撮影もOKでした。

「まさやんどこおるか分からんくなるから、まさゆき↓背負ってー!」と鋼鉄で使う小道具を背負うまさやん。その矢印が城の1番上の部分になりましたとさ。

「打ち上げ花火やりたかったけど、許可おりませんでした。だから出来る花火やります。でもステージに火花飛んでステージが焼けたら、全部四星球が弁償しないといけません。スタッフさんもバグってるから、”機材は燃えてもいいんです”とか言うねん。わけわからんやろ」とやすおくん。ステージにはちゃんとシート引いて、手持ち花火やってた。それもキレイだったよ。

花火の後にでっかい脚立に登って矢印を設置して、そのままクラークへ。「大阪で初めてやったのはブロウダウンでした。お客さんが0人で。バンドマンとスタッフさんのために40分間ライブしました。前のバンドにはお客さんがいて。ちょっとご年配の方もいらっしゃって。まさやんは僕たちのライブの時もいると思ってたんですよ。でクラーク博士と僕で、いないんですよ!?いないのに、まさやんはそのご年配の方に、寺尾聰のルビーの指環歌ったんです」という謎エピソードwその後ちゃんとまさやんルビーの指環歌ってたw

曲終わりにMC無しで、やすおくんがまさやんに頷いて出世作が始まったのグッときすぎた。マジ。出世作チョイスやばい。最後城をひっくり返すと「20」と書かれたおっきいケーキになってました。素敵やん。

「誰かさんのせいで時間ない!」とアンコール爆速で出てきてw「今回はまさやん側で色々完結してしまったからそっち側(下手)の人はあんまり見えへんかったよな」と言って、城をこっちに運んでくれました。
その城をやすおくんが倒してしまって、まさやんにぶつかって、まさやん死んだ!?みたいになって(段ボールでよく見えんかったw)

「あれ!?これ産まれたての馬じゃない!?」でまさかのUMA WITH A MISSIONまさやん馬バージョンwアイアムアイの人がギター弾いてくれたよ。

妖怪のみんなで飛ぶ前の所で、やすおくんにまた悪魔が取り憑いて。「僕はやすおじゃないから。四星球じゃないから、言うよ。ありがとう、ご苦労さま、みんな感謝してるよ」とまさやんに言ったのエモすぎて映画化されて欲しい。

「最後は笑って終わろう!偉大なる母の言葉、ドンクライ!」でノーフューちゃんへ。最後にノーフューちゃん選んでくれるの、大阪っぽいなと思って好きです。

「さっきのルビーの指環もそうなんですけど、僕、やっていい事とだめなことの区別がつかないんですよ。そんな僕を20年支えてくれました。僕よりギター上手い人とか、僕よりオモロい人ってたくさんいると思うんですけど。四星球のギターを上手くできるのは僕だけだと思います」とまさやんは私たちに話してくれました。

いつも身体張ってイジられキャラで、自分の思いなんかはなかなか話さないまさやんの素直な言葉に感動した。まさやんの作る段ボール工作にいつも驚いたり感服したりしています。ギターも好きだし歌も好きですよ。20周年おめでとうございます。大阪でお祝いできたこと、感謝です。


01.クラーク博士と僕
02.UMA WITH A MISSION
03.鋼鉄の段ボーラーまさゆき
04.ふざけてナイト
05.ふざけてナイト
06.トレジャーハンター
07.ワンハンドレッドエイトビート
08.Teen
09.バルーン(新曲)
10.ギンヤンマ
11.言うてますけども
12.フューちゃん
13.豪華客船ドロ舟号
14.モスキートーンブルース
15.ちょんまげマンのテーマ
16.トップ・オブ・ザ・ワースト
17.Mr.Cosmo
18.薬草
19.ふざけてナイト
20.クラーク博士と僕
21.出世作

-EN-
01.UMA WITH A MISSION(まさやんが馬)
02.妖怪泣き笑い
03.ノーフューちゃん

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