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最初に選ばれない理由はなんだ?

今日は初めてアパレル工業製造機器の合同展示会に行ってきました。やはりテキスタイルやガーメントだけの展示会と違い、それらを作る機械の展示会は当たり前ですが見た目に大きい物が多いので、迫力があったような気はします。

一社、ちょっとお取引させてもらう可能性があって、以前からずっと打ち合わせさせていただいている会社さんからの招待だったので、そちらに顔をだし、会場を一回りして感じたことは、生地展にしてもOEM展にしても、とにかく合同展示会で選ばれて顧客が増えていく会社にはある程度規則性が業種に限らず存在しているなと。痛感したわけです。

これ↑昔書いた記事で、ある程度伝わるとは思うんですが、僕が海外で実際に数社程度の小規模な展示会に出展して、顧客に選ばれたかどうかの明暗を分けたポイントをいくつかまとめておきたいと思います。

物が良いかもしれないけどまず選ばれない会社

これは、タイトル画像や、さっきの過去のブログからも読み取れるように、まず入りたくなるような雰囲気を出してない会社です。

簡単に言うと、少し棘がありますが、見た目がイケてないです。

え?中身で勝負?
正気ですか?ファッションの現場ですよ?

工業資材とか狙ってるならそんなの関係ないと思われがちですが、やはり漂う空気感は、身なりや、ブースの装飾に現れます。

「自分がこの人カッコいいなと思った人がいない所には寄らない」
これは合同展示会に何度も立たせてもらった僕の経験と、そこで得た顧客さんの言葉から裏付けられたモノです。
そりゃそうですよね、目が超えていて本質だけをズバッと見抜ける力が全員にあればいいですが、多くの場合、自分たちのブランドの商品を手伝ってもらうチームに加わってもらう可能性がある人に、マイナスイメージを抱く人を選ぶことは、ほとんどないです。
何もいきなり華美な格好をしろというのではなく、清潔感が感じられるような状態から始めてみてください。

僕の知り合いで今海外にも多くのお客さんを抱えている会社の社長さんは海外出展のたびに洗練されてきています。眉を顰める人もいますが、彼なりの進化で、(若干の違和感は感じますが)結果が出てきていると思うので、僕としてはとても良いことではないかと思います。

敢えてのソレ(だらしない格好やイケてないブースなど)で、逆張りの可能性を試しているなら特に言う事ないんですが、おそらく多くのイケてない風態は天然で、場合によっては社風さえ疑われます。なぜなら普段からそういう人(および会社)つまり『だらしない』と思われるからです。

合同展示会に手応えを感じていない場合は、通る人たちが抱く一瞬の判断で多くの見込み客を失っている可能性を一度疑ってみてください。

選択肢や情報が不明瞭

色々できるのはわかります。主張したいですよね、あんなこともこんなこともできるって。ましてやカスタマイズ性が高い方が既存顧客に喜ばれている実績があっての自信もあるでしょう。僕も普段はそういうスタイルですから、ものすごく同意できます。

でも合同展示会では不利です。

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