フリック入力で仕事

 僕は自分の仕事(漫画の原作)を執筆するのにもフリック入力をよく使う。
同世代の友人には、慣れないから嫌だというやつも多いが、慣れればこれほど楽ちんなものはない。
 今現在も病院の待ち時間でこれを書いている。
 といっても、片手の親指だけで書く普通のフリックではなく、左手の親指と右手の人差し指を交互に使う、ちょっと変わったやり方だ。
この方法だとスマホ肘になりにくく、割と多めの文章も疲れずに書くことができるし、自分の指が邪魔になって画面が見づらいことも少ない。(フリックは濁点や小文字のキーが左下に来て、自分の親指が邪魔で誤タップしてしまうことが多いのだ)
 大事なことはiPhoneの時の操作だ。Androidは各社いろいろ設定があるので、フリックのたびに振動するなどの設定がまちがえにくくてオススメだが、iPhoneの場合はここをオンにしておくことを強くオススメする。

フリックのみにチェック!

設定→一般→キーボード→フリックのみにチェックだ。
 これがないと、昔のケータイ電話よろしく「あ」を3回タップすると「う」になるようなケータイ入力と"併用"になってしまうのだ。これは流石に面倒くさい。せっかくのサラサラしたフリックの良さが薄れてしまう。

 フリック入力の弱点は明らかだ。駅のホームなんかでぽちぽちやってると、
「ああ、こんなところでもLINEか。話す人がいない携帯依存症なのかな?」
 なんて思われることである。しかもかなりの速さで真剣な表情で書き込むオッサンである。見方によっては別れ話をされてるようなキモオジに見えなくもない。

 逆にフリック入力の利点は明らかだ。それは長風呂をしている時に思いついたアイディアやプロットを書き留めておけることである。
 こればっかりはどんな高性能なノートパソコンでもアテにはできない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?