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察してよ、という思いは厄介者。

大切なご縁を、ぶった切るところでした。

勝手に勘違いをして、思い込んで、決めつけて。相手もまた、分かってくれるだろうと勝手に期待をして、そして少しずつ歪みを生じて、ずれていく。

2週間ほど前から約束をして、ずっとずっと楽しみにしていた日がありました。予定が合わず、かれこれ1ヶ月くらい会えていない人。何をして過ごそうか、ワクワク胸をときめかせていました。私はいつも、ひとつの出来事に一喜一憂する子どもみたいなのです。

予定の2日前のこと。
「何時から会えるの?」
「ん?まだ分からない。」
え?休みって言ってたのになんで?そう思っていたけれど、それは言葉にはしませんでした。出来なかった、のほうが近いような気がします。

なんだか、悲しかったのです。私だけが楽しみにしていて、相手が同じ気持ちではないように感じて。

ずっと楽しみに待っていた私の時間が裏切られたようで、私は、約束をキャンセルすることに決めて、伝えました。

相手の弁解も、予想通りだったので、さらに嫌気が差して、携帯をそっと閉じました。

そして、その携帯をぎゅっと握りしめながら、ぐるぐる一晩中考えました。

あの時、きちんと理由を聞かなかったのは私だ。
私があの時、どういう気持ちだったのかは伝えていない。
勝手に期待をして、勝手に失望して、勝手に怒っている。

翌朝、冷静になって、きちんと言葉にして、伝えました。それを相手はしっかりと受け止めてくれました。そして、どうしたら傷つけずに済んだのか、どうして欲しかったのか教えて欲しい、と私に言いました。


あっ、
恥ずかしい。
”穴があったら入りたい”とはこういうことだ…。

勝手に勘違いをして、勝手に怒って、予定を破棄するなんて。

もうずいぶんと長く大人やってるんだから、ちゃんと思いは言葉にして伝える。それでも100%は伝わらないし、理解し合えない。それでも、伝えることを諦めたら、関係はそこで終わってしまうから。

もう同じようなことを何度も書いているような気がします。なかなか成長が遅い私。でも、最後に気づけるようになったことはOKとして、大目に見て欲しい。

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