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テストプレイも、いいぞ【遊び所ボードゲーム会】

どうも、浜辺恭庵です。
今回は所沢で開催された遊び所ボードゲーム会に参加してみました。
また今回はテストプレイ会ということで、まだ表には出ていない作品も多く回りました。


テストプレイ

テストプレイ会ということで、今回はサークル名・遊んだゲームタイトルでまとめてあります。
正規リリースされた時点で、ゲームタイトル・ルール等が変更になる場合がありますのでご了承ください。
また、各サークル名から製作者さんのtwitter(X)に移動できます

四等星

バトルオブライブ

バンドをテーマにしたトリックテイキング。
ゲームの流れとしては
・追加メンバーの開示
・バンド活動を選び、バンド対決(競り)を行う
・勝利したバンドがメンバーを追加する
・15ラウンド繰り返したらゲーム終了
メンバーについているファンを参照して勝利点計算を行う。

ここだけ聞くと「バンドパワーを上げてメンバーをかき集めればいい」となりそうだが、そう簡単に行かない要素もある。


・バンド活動
バンド活動にはバンドパワーをあげる、バンド力が低いほど勝てる、逆にバンドパワーを下げたり棄権するカードも存在する。
その上カードは使い切る必要があるため、どこかで勝負を降りるという判断が必要になる。

・バントパワーとファン層
バンドパワーとファン層は反比例していて、
バンドパワーが高いとファンの数を揃えられる。
バンドパワーが低いとファン層の幅が広く取れる。
パワーの高いバンドを組めば勝てる…という訳ではない、逆転要素が特徴となる。
実際に遊んでみたが、初期バンドパワーが低くても終盤までバンド対決でやり取りができたと感じるぐらいには完成度高かったです。

感想戦では、こういった意見が出ていました。
良い点
・バンドパワーが弱くても最後まで戦いに参加できる
・バンドパワーとファン層の比率
改善点
・バンドパワーを上げるメリットが薄く感じた
・ファン層ごとの総数にメリハリが欲しい

強いバンドはコア層にうける


七の爵位

爵位となって土地を回り、より多くポイントを稼いだプレイヤーが勝利する、所謂重量級に分類されるゲーム。

あまり重量級ゲームを回した経験がないので説明が難しいが、特徴的なのが「ビンゴ」要素が組み込まれていること。
コストを消費して様々なアクションをとるのですが、ビンゴのマスを最初に埋めるといつでも使えるコストを獲得でき、ビンゴのラインを揃えることでボーナスを獲得することも。
ほかにも橋を建てることで移動範囲を増やしたり、爵位を獲得してゲームを有利に立ち回ることも出来ます。

重量級特有の立ち回りの難しさはあるものの、ゲームの完成度としてはかなり高かったです。

戦略に個性が出やすかった

それまた倶楽部


秘密のウィスキー職人

決められた麦、樽を組み合わせてウイスキー(役)を完成させるセットコレクション系ゲーム。
使用するカードは麦2種・樽2種・妨害カード「役人」の5種類。
そこに役をそろえる過程で生まれる「熟成カウンター」が存在する。
熟成カウンターは、勝利点であると同時に相手から必要な麦・樽をもらう交渉材料にもなる。
役人カードは相手の手札を奪い、妨害することができる。
(ウイスキーは禁酒例時代に生まれた密造酒で、その取り締まりを再現している)

役が手元にそろったらひたすら寝かせてカウンターを貯める…というのも悪くないが、二人以上同じウイスキー(役)を揃えることができないルールが肝となる。
早くそろえて出さないと役を取られてしまうが、役完成を宣言(出荷)すると今度は熟成カウンターを貯めることができない。
下手すると、役人のがさ入れで組んでいた役を崩されるリスクもある。ボードゲーム初心者でもわかりやすいであろう、とてもいいゲームでした。

感想戦
良かった点
・ゲームバランスも良く、完成度も高い。
改善点
・最低(0点)役にも何かしらの役割を与えていいと思う。

ルールもシンプル、アナログゲーム初心者にもおすすめできそうなゲーム

既製品もあるぞ

テストプレイ会ではありますが、一般・即売会等で出回ってるゲームも回りました。

六華

色んなゲーム会で回っている(二箇所)イメージの高い六華ですが、今回は気になってたけど初めての人で囲むことになりました。
そのはずなんですが、「一色・一色星2・ついであがり六華」で無双したプレイヤーが現れました…。
ビギナーズラックって、本当にあるのかな?

ついであがり六華の瞬間…まじかぁ

シャドウレイダーズ

(個人的に)ハマりまくっている人狼系ゲーム、ここでも出しました。
初めて引いたキャラだったので立ち回りが難しく脱落。
相乗り勝利が狙えたキャラなので、なんとも惜しい結果でした。

またガトリングマサムネしてる…

scout(スカウト)

相手よりも強い役を出しポイントを稼ぐトリックテイキングゲーム。

上下で異なる数字を持つカードを組み合わせて場に出していきます。
その際場に出ていたカードは回収、1枚=1Pになります。
役を出せない時は場のカードを1枚回収し、場に出ていたカードの持ち主にはポイントが入ります。
手札の並び替え禁止、回収と役出しを同時に行える「scout&show」などシンプルなルールの中にも駆け引きがあるいいゲームでした。

役が強いとボーナスポイントが入りやすい

テストプレイ会を終えて

今回のテストプレイ会は「ボードゲーム作ってみたけどテストする環境がない!」という声に応じて開催されたそうです。
自分は遊ぶ側なのであまり気にしたことがなかったですが、確かにゲーム会はあってもテストプレイをしている場面・集会は聞いたことは無かったです。
ゲームマーケット春も近いですし、こういった機会は貴重なんだなと少し勉強になりました。

次回の記事は川越ボードゲーム会の予定です。
それではこの辺りで。

みなさんも良きボードゲームライフを。

サポートいただけるととても有り難いです。 (頂いたサポートはゲーム会の参加費用・ボードゲーム購入等に当てさせていただきます)