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NILKLY【みちょくらい】を見た。(2021年5月23日)

NILKLY活動再開のお知らせ

記事を書くのが4ヶ月後になってしまった。下書きに温まっていたこの記事にようやく手をつけた。

2019年5月25日のお披露目から2年が経とうとする直前で、アイドルグループ「NILKLY」の新体制お披露目が行われた。

メンバーの脱退、新型コロナウイルスの影響などがあり、この2周年を迎える直前までNILKLYは活動を休止していた。

下を見ると分かるのだが、この2年間で思い切り活動ができていた期間は全体の3分の2しかない。

前体制:2019年5月25日〜2020年9月24日(約16ヶ月)
活動休止:2020年9月25日〜2021年5月22日(約8ヶ月)
活動再開:2021年5月23日〜

グループの活動休止期間は、メンバーの小林潤ちゃんがソロ活動を始めて1人でライブに出演するなどしていたが、出演回数は指で数えられるほど。僕は小林潤ちゃん推しなので、休止期間でも楽しみがあったのだが、NILKLY全体としては特に目立った動向が見られなかった(休止なのでそれはそう)。

活動再開のお知らせが突然やって来た時はとても嬉しかった。前体制よりもパワーアップする未来が訪れることは、正直あまり期待していなかった。活動再開できる、ただそれだけで自分としては嬉しかったことなので逆に不安も少なかったが。

新体制の告知は、2021年5月1日に前体制のメンバー「蒼山ユーリ」の脱退発表があった翌日。いきなりのことだった。

それまでは、公式アカウントも3月が最後の更新だったし、その内容も"新メンバー募集"の告知がされたままだった。たった2ヶ月の間にメンバーが決まってレッスンをして新体制としてスタートできるのか?

アイドル業界のそういった内情、スケジュール感は全く分からないからその辺の不安くらいはあった。不安というか、疑問というか。

後々発表されたタイムテーブルも、NILKLYは持ち時間が20分。他のグループについては約40分。NILKLYは3グループの2番手。その全てが微妙な感じはしたが…、NILKLYメインのイベントでこの流れってやっぱりあまり準備とかできてないよねーなんて勝手な想像だけが膨らんでいった。

当日までの話はこれくらいにしておこう。期待しようが不安を抱えようが、どうせ時はやってくる。

ちなみに、NILKLYは黒い衣装でダーク&ポップなグループ(らしい)です。ヘッダー画像に写る4人が新体制でのNILKLYです。詳細を知りたい方はこの記事内のTwitterの引用などから飛んでみてください。

ライブ当日

いよいよその日がやってきた。場所は"白金高輪 - SELENE b2"。キャパシティは大きく、コロナ禍で人数制限を設けているとはいえ、それでもそれなりに人が入るような会場。

他のグループでもそうだったのだが、自分はオンラインの通販や配信イベントには積極的に参加しなかった。他のオタクよりもアイドルに接する機会をあまり作らなかった分、当日のワクワクは非常に大きいものがあった。

持ち時間20分なら4曲。既存曲の中では、代表曲の「Odyssey」を歌うのはほとんど決定事項のようなものだろう。当日は実際に歌った。

代表曲と呼べるような曲は他にもあるが、新メンバーがどんな曲を習得しているだろうかという予測は全く検討がつかなかったのであとはその場のサプライズを楽しんだ。

実際に歌った他の既存曲は「Hash Up」「2SoundDown - NIL ver」どれも好きな曲。Aqbirec(事務所の名前です)のライブは、音の出方が非常に良いことが多くていつも轟音に押しつぶされるような感覚で好きなので、この日の2SoundDownはやっぱりカッコよくて痺れた。

流れは、2曲 → MC(新メン紹介) → 2曲だったのだが、潤ちゃんからの「次は、新曲です」というMCを聞き、これまでの不安が全て消えた。

先述した約2ヶ月の準備期間であまり準備できてないのでは?という予想から、前体制でも披露していない完全な新曲がお披露目されることは考えていなかった。

その前フリだけで興奮したのだが、実際にその新曲を聞いてみたら不安が消えたどころか、これからの新体制に希望しか感じさせないほどその曲があまりにも良すぎたのだ。

新曲の名前は「Like a Bending Spoon」

イントロの中だけで転調が2回ほど起きるのだが、最初の約17秒は音数も少なくローテンポ、ここまででは何も分からない。でも今までのNILKLYでは全く聞いたことのない音。新鮮な感じだけは受け取った。

次の約23秒。いきなり音とテンポが変わる。明るめ。4人のフリ(決めポーズ)は全員違う。可愛い。

最後の約13秒で"分からない"が"過去最高"という確信に変わった。是非これは生で聞いてもらいたい。

その後のメロディも全部ぜんぶ良いのだが、これはオタクの自分が書いてる感想なのだから"良い"って書くに決まってるし信用しにくいとは思うので、これを読んでくださってる人には是非とも直接聞いてほしい。

最近はどのライブに行っても、この新曲を聞けない日はほとんどない。

ちなみに、新体制お披露目のライブはYouTubeにて生配信されたのだが、その切り抜き動画みたいなものが(公式ではないのでアレだが)アップされていたのですぐに聞けます。聞いてくれ!

この新曲と、新メンバーのMCから感じた人柄と、潤ちゃんがグループのリーダー的存在に立ったことを感じた総合的な感想が、以下の自分のツイートである。

NILKLYを知らない人には伝わりづらいかもしれない。

コンセプト通り、NILKLYは"ダーク"なアイドルである。衣装もずっと黒色なのは前身グループ(BELLRING少女ハート、THERE THERE THERES)から受け継がれているものだし、音楽的にもいわゆる"王道アイドル"のようなキラキラハッピー!みたいな感じではない(表現がテキトーですまない)。

(最近のアイドルではありがちだが)ロックで、その中でもかなり暗めな雰囲気のものが多い(音楽のことよく分からなくてそう表現することしかできないですすみませーん)。

あえて前体制と比較するならば「陰に時折差し込まれる陽」だったものが「陽に時折差し込まれる陰」と対称的になった気がする。

これも直接ライブを見てないと分からないが、メンバーのMCで喋る雰囲気などでその様子がわかる。

前体制ではライブ中の動画撮影も可能だったので、YouTubeで「NILKLY」と検索して出てくる動画のほとんどは、ファンがアップしたライブ動画であり、雰囲気も掴めるだろう。

新体制のライブ動画は、最近配信されたもののアーカイブのみが期間限定でYouTubeに残っていて、基本的にライブ中の撮影は許可された場合のみ写真だけ可能であることがほとんど。動画撮影はできなくなり、公式からライブ動画として通販で販売する形に変わっている。直接見に行こう。

前体制も大好きだったのだが、オリジナルメンバーが2人残っているとはいえど、そのあまりの変貌に全く別物であるようにしか見えず、前体制も新体制も比較することなくどちらも愛することができていることが非常に嬉しい。

失ったものは戻ってこないが、その分これからのNILKLYを好きになりたいと思った。たった20分だったが、忘れられない最高の20分だった。

休止期間、どれほどの苦労があったかはこちらには分からないが、活動を辞めずに新体制まで守って繋いでくれた潤ちゃんと伊吹咲蘭さんには本当に感謝である。

新メンバーとして加入した小笠原唯さん、長門蓮さんは可愛い!これからも楽しみにしています!

最後に公式から発信された新体制のNILKLYの画像をいくつか、特典会後の撮影タイムの動画と、ナタリーのライブレポをあげて終わる。

ナタリーの記事の中には画像がたくさん、メンバーのコメント、共演グループのレポもあります!

まだNILKLYのライブ記録が下書きにたくさん溜まっているので、今後少しずつ更新していきまーす。

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あ、ちなみに読み方は「ニルクライ」ですよー。

セットリスト

1. Hash Up
2. 2SoundDown
3. Like a Bending Spoon
4. Odyssey

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