ハンカチおとしのゲーム性がわからなくなった 雑記20/12/12


急に思いだしたけど「ハンカチおとし」のルールがわからない。
小学生のころやっていたやつの、あの当時やっていたやつの、ルールにどうも穴があるのである。

だいたい、伝統的な子供の遊びというものは、受け継がれる中で「ゲーム性」……遊びを盛り上げるかけひきの仕組みが洗練されていって、ルール的な穴はあまり、ないはずなのだけれど、

自分が小学生のころやっていた「ハンカチおとし」はこうだ。


メンバーは円形を描いて、内向きで座る。

鬼(1人)はハンカチを持って、円の外側をうろうろと(時計回りに)周りながら、気づかれないように誰かの後ろにハンカチを落とす。

ハンカチを落とされた人(以下「甲」)は、早めに気づいて鬼を追いかけなければならない!

1)甲が、鬼が一周するより先に追いついたら
 → 甲、セーフ! 鬼はドボンして円の真ん中=便所行き。

2)鬼が、追いつかれる前に甲のいた場所に着いたら
 → 鬼がセーフ。甲が新しい鬼に。

3)甲がまったく気づかず、一周してきた鬼に肩を叩かれたら
 → 甲が便所へドボン。


というふうに、徐々に人がドボンしていって、生き残りが勝ち・・・だったと思うんだけど、

当時からいつもゲーム性に疑問をもっていたところがあって、
それは
「鬼が後ろ通りすぎたら、ハンカチ落ちてるかすぐ手で探るじゃん」
だ。

そうなると「甲が気づかず、一周してきた鬼に肩を叩かれる」なんてことは起こらなくなってしまい、ほぼ、ただの円形かけっこゲームになるのだった。

そうじゃなくて「いかに落としてない素振りでハンカチ落としたろか」ゲームのはずである。
人狼? 
そこまでいかなくとも、できるだけ会話を弾ませて、気を逸らさせるゲームが本来だったんじゃないか。


と、書いて、そんな疑問、かいてないで検索すればいいじゃないか。という話だが、

しない!!!


すくなくとも、これ書いてる間はしない。
そういう問題ではないのだから。



鬼が通りすぎたら後ろを手で探れ!

ということではないはずだし、それを防止するルールが、もしかマナーが、あるはずなのだ。

演技力、裏をかくチカラ、

そこからの思いがけぬ全力ダッシュ!!!!

ワッハッハッハッハ

あー楽しかった。


そういうゲームのはずなんだが・・・


なんか鬼以外の人にはずっとトークテーマがあるとか?

鬼は、やたらと「回し」て、振って、ほかの人に注目を浴びせるとか?

ハンカチを落とされたと思って後ろをさぐって、落ちてなかったらペナルティがあるとか?

ハンカチおとし、なんて実はカモフラージュで、本当は鬼がバターになるまで回すだけの儀式だったとか?




これは、うちの遊び仲間がゲーム性にうとい、ダメな子供だったって話なんでしょうか・・・・・・

悲しくなってきた。

こんなこと思いだすんじゃなかった。



※追記 検索しました。出てくるルールでは、基本的に鬼が回っていくだけで、うちほど「便所」に人を叩きこむことはない様子。ゲームの終わりは、自然に、そろそろおわるー?待ちということかしら。
とはいえ、「後ろを手で探る」に関するレギュレーションはなさそうでした。。。




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